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イタリア旅行記☆ アーカイブ

2013年05月08日

イタリア旅行記☆ 【1】準備編

 
4月の18日~29日までダンナさまと2人で、ミラノからローマまでの
イタリア縦断旅行に出かけてきました。

英語&伊語に難ありの2人が、イタリアの方々に温かくサポートをしてもらって周れた、
ふれあいと感謝と感動の旅でした。

 

出かける前の計画の段階で、いろいろな方の旅行記ブログを参考にさせていただいて
とても助かったので、私もほんの少しでも誰かの参考になればいいなと思い、
少しずつでも旅行記を書いていこうと思います。 

 


 

 
 
今回、「イタリアに行こう!」と決めてから、
英語も話せず、イタリア語も全然わからない2人が
*旅行会社のツアーで行くのか…
*それとも、個人旅行で行くのか…を考えました。
 

 

ツアーで行ったことがないので、あくまでも想像での判断ですが…、
ゆったりモードの私には、ツアーの 『〇時に集合』、『〇時に出発』、『〇時から〇時まで食事』…
のようなきちんと決まった流れが向いていないのではないか?
「守らなきゃ!急がなきゃ!」と気になってしまうのではないか?と思ったので、

 

 

「各地の宿泊日程だけ決めて、あとは、自分達が移動したいタイミングで移動をしよう!」
「とにかく上手くいく!いい人がいっぱいいる!と信じよう☆」というテーマで
完全な個人旅行で行くことにしました。
 
 
 


…となると、
日程、航空券、各地のホテルの予約、人気の美術館や博物館の予約、
イタリア内の移動の高速列車のチケット手配、スマートフォンをどうするか、
その他たくさんの下調べ(イタリアのバスや地下鉄の交通事情や手段、美味しいお店、
行きたい場所、注意事項などなどなどなど…) を自分でやらなくてはなりません。
 

幸い、1か月ほど余裕があったので、仕事の合間にコツコツと進めました。
 

でも最終的には、思っていたほど調べられず、開き直って出かけることになりましたが(^^ゞ
 
 
 


周った日程は、
4月18日関西国際空港発~ドバイ経由
19日~21日 ミラノ (ミラノ観光& セリエAのサッカー観戦)
22日~23日半分 ベネチア 
23日半分~25日半分 フィレンツェ
25日半分~27日ローマ(ローマ&カプリ島観光)
28日午後ローマ発
29日帰国

 
 
 


★まず検討したのは、航空会社選びでした。

 

私が住むエリアの中部国際空港からイタリアへの直行便がないので、
他空港発の便や乗り継ぎ便の中から探すことになりました。
 
 

以前にニューヨークに行った時の飛行機が狭くてかなり苦痛だったので、(*_*;
今回は座席や足元が広目の飛行機を探すことにしました。
 

それで、評判も良いエミレーツ航空を知ったのですが、
エミレーツは中部国際空港から就航していない…

でも!名古屋駅前と関西国際空港を結ぶ無料シャトルバスが出ている!
足元が広いし、モニター画面が大きいし、日本語の映画も見れるし、
各座席にコンセントとUSB電源が付いているし、天井が星空のようになっているし、
…ということで、エミレーツにしました。


 


 
 

エミレーツ航空は、アラブ首長国連邦の飛行機なので、ドバイで乗り継ぎです。
そのドバイ空港も豪華な空港だということで、それも楽しもう!と思いました。
(トランジットの間に、プチドバイ観光もできたらいいなという目論見もありました)
 
エミレーツのHPは、日本語もあって、わかりやすく航空券の予約や座席指定ができました。 


 

 
 

 
★次に、ホテル選び。


これは…、自分達が 「朝からウロウロ観光し歩いて、夜遅くホテルに帰って、すぐ爆睡」 という
明らかな予測ができたので、【交通の便が良い駅近で、それなりに綺麗でリーズナブルな
ホテルで】という条件で探しました。

 
その際に、【トリップアドバイザー】という口コミサイトは、口コミの他にお客さんが撮った写真も
たくさんあって、そのサイトからお得な【ホテル予約サイト】をいくつも比べて予約できたので、
とても助かりました。

 
ホテルの宿泊費に関しては、イタリアは1人いくらではなく、1部屋いくら…なのでお得に感じました。
(錯覚かな??)

 
それと、一旦予約をして、しばらく日にちが経ってからまたホテル予約サイトを見ると、
結構プライスダウンをしていることがあったので、キャンセルをしてすぐに予約をし直して、
経費を削減したり、お部屋のグレードを上げたりできました。 


 
 

 


★次に、主要都市を移動するための高速列車・ユーロスターのチケットです。


 
いろいろ検討した結果、【ユーレイルイタリアパス】という、イタリア国外在住の人だけが
購入でき、決めた日数内はイタリア国鉄を乗り放題できる【ユーレイルイタリアパス】を
購入することにしました。
この中でも2人以上でで行動する人にはお得な【ユーレイルセーバーパス】というタイプにして、
座席のクラスは、「安心して好きな時に確実に座席が取れるように」と1等クラスにしました。
 

日本語のサイトがあったので予約しやすかったです。
 


 

 
 
 

★次に予約が必要なミュージアム選び

 
どこの都市のどのミュージアムに行こうか考えた末、
・ミラノにある【レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』】
・フィレンツェにある【ウフィツィ美術館】
・ヴァチカン市国にある【ヴァチカンミュージアム】
を予約することにしました。


 
まず、【レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』】は、完売で予約ができず、
いろいろ模索はしたけれどダメだったので、すんなりと諦めました。


【ウフィツィ美術館】は、イタリア語、または英語のオンライン予約ですが、
予約手続きを進めていった後半で、何かが上手くいかず、何度も何度もトライして、
泣きべそをかきながらやっと予約ができました。


【ヴァチカンミュージアム】はすんなり取れました。


どれも、オンライン予約の仕方を解説してくれているサイトを参考にしました。(感謝~)


 
 

 

★それから、スマートフォン
 

行きたい所にナビしてくれるGoogle map や翻訳機能や、
はぐれた時のお互いの連絡手段にスマホを使いたい!

 
※でも!うっかりと海外で通常のままスマホの電源を入れたら、〇十万円という請求書がくるそうなので要注意!


検討したのが…、

*日本の携帯会社の海外パケ放題が、1日2980円×10日×2人だと、合計 59600円!(@_@;)

*空港でレンタルできるポケットWifiは、諸費込みで、約1500円×10日×2人で、合計30000円!

*スマホに入っているSimカードを抜いて、イタリアのプリペード式Simカードを購入し入れると、
15ユーロ×2人で、合計30ユーロ!(日本円で 約3900円!)

 
と、圧倒的に桁が違う、イタリアのSimカードを購入することにしました。

 
このSimカードを使うには、スマホのシムロック解除という手続きを日本の携帯会社でしておく
必要があり、その解除手続きが1人3150円×2人=6300円なので、
イタリアのSimカード代3840円と足しても10140円でした。


 
イタリアでこのSimカードを購入した時のエピソードは後日に…。


 
 

 

★次に、その他諸々下調べ

 

 

ミラノやローマを観光する時の地下鉄やバスの乗り方、
観光の見どころ、美味しいお店、トイレ情報、注意事項など…
ガイド本やみなさんの旅行記ブログや口コミを参考にピックアップし、
プリントして持って行きました。(感謝~)


 

そんな準備で十分なのかどうかもよくわからず出発しました。
 
 

つづく…(*^_^*)
 
 

      


2013年05月23日

イタリア旅行記☆ 【2】日本→ドバイ→ミラノ着編

いよいよ出発です!
名古屋駅前からエミレーツ航空のシャトルバスに乗って、まず関西国際空港へと
向かいます。

この大きなバスに、この日は10人ほどが乗っていました。



3時間ほどでバスは関西国際空港に到着!

まず、手持ちのお金の円をユーロに両替。
そして、スマートフォンのSimカードを抜いて出国準備完了。


スマートフォンは、そのまま海外に持っていくと電源が入っているだけで
勝手に海外のパケット通信経由で繋がって、高額なパケット代が発生すると聞いていたので、
ドコモのお兄さんに相談したら、

【ネットワーク設定】の【モバイルネットワーク】の【データ通信を有効にする】のチェックマークを
外せば、データ通信はできなくなるのでパケットは発生せずに大丈夫! …とのこと。

「それでも心配なら、Simカードを抜いてしまえば絶対に大丈夫です。
Simカードはデータ通信の心臓部なので、抜いてしまえば動きませんから」
ということなので、抜いて大事にカバンにしまっていきました。


 
 
そして、経由地のドバイに向かって、午後11時40分出発です。
 
 

 


エミレーツは各座席にUSBやコンセントの電源があるので、ミニ加湿器を持っていきました。
気休めだと思うけど、私はノドが乾燥に弱いのでよかったです☆ 
 
  



離陸して機体が安定した頃に1回目の食事。  夜中の1時頃かな?

イトヨリ鯛のマリネ
ビーフステーキのマッシュルーム ソース添え
パン&バター
ラズベリームース
チョコレート
紅茶またはコーヒー  …と結構ボリューミーです。 

『この時間て、“食べると一番太る時間” だよね !(^_^;) 』と言いながらも美味しく完食。(^^ゞ

 

 
 

その後、座席モニターに入っていたミスチルの音楽を聴いたり、映画を見たり…。
その間も、飲み物を出してくれるので、それもいただき…。

そうこうするうちにやっと眠たくなってきたので、ウトウト…。


どれくらい眠った頃か、2回目の食事が!
「え~~!また食べるの?!まだお腹空いてないよ~!
私の体や脳は今何時のつもりなんだろう??

(・・? でもここで食べておいた方が時差の調整ができるのか???」 と
わけがわからないので、頑張って食べることに…。


 
オレンジジュース
季節のフレッシュフルーツ
チーズオムレツ・仔牛のソーセージ・ポテト・しいたけとしめじのソテー・ミニトマト
クロワッサン・パン・バター&ジャム
紅茶またはコーヒー

 


 

 
 

朝5時過ぎ、サウジアラビア首長国連邦のドバイに到着。

空気がモワ~ッと暖かい。 
 

 
 


 
 
 
この後、次の乗り継ぎ時間までの4時間の間に、タクシーでドバイプチ観光をする予定でした。
世界一高い828mのビルのブルジュ・ハリーファを見に行きたかったのです。
でも、いざとなったら思っていたほど時間に余裕がなく、不慣れな状態でチャレンジするには
不安だったので、あきらめて空港内でのんびりすごしました。


 
 
 

ドバイ空港はリッチな造りで、空港内にはオアシスのような場所があって、
本物の鳥が飛んだり鳴いたりしていました。 
 


 
 
空港内の時計は全部ロレックス。 さすがサウジアラビア☆



 

 
 

ターミナルの端から端まで歩くと18分ほどかかるようなすごく広い空港で、
その間、いろんなお店が並んでいます。 貴金属・ブランド品・化粧品・お土産…
世界中のあらゆる人種でものすごいにぎわっています。
 
 
 

 
 
 


 
 

 
サウジアラビアの方々の衣装を間近で見れて感動! 
 


 
 
 

そして、いよいよミラノに向かって出発です☆
エアバスA380 は、ロールスロイス社製なんだ~(^o^) とパチリ!
エミレーツのエアバスA380は、空飛ぶ豪華ホテルと言われているそうで、
ファーストクラスは豪華絢爛だそうです。 いいな~☆


 
 
 

 
離陸して少しすると、また食事が!

前回の食事から結構時間は経っていても、あまり動いていないし、
ドバイ空港でパッションフルーツのスムージーを飲んだからお腹が空いていない…
でもここでイタリア時間に合わせて朝食をとっておこうと完食。 
 


 
 
 

 

 
そして、2時間くらい経っただろうか… またまた食事が!!
しかもすごいボリューミー!

 
 
スモークサーモンのサラダ
羊肉のシチュー・マッシュポテト・ブロッコリー
カプチーノブラウニームース
パン・チーズビスケット・チョコレート
紅茶またはコーヒー
   

これは罰ゲームではないよね?!
こんなに食べ物があることは幸せなことだと思うし、美味しいけど、
もう食べれません! 助けて~!
夢でうなされそうです~(^^ゞ
  
 


 
 
 


 
頑張って食べ続けた甲斐あって…??

イタリア時間 13時45分、ミラノ・マルペンサ空港到着!


マルペンサ空港は郊外にあり、ミラノの中心から50キロ離れているので
空港からはシャトルバスか電車かタクシーで【ミラノチェントラーレ駅(中央駅)】
まで向かいます。

私達はシャトルバスを選びました。

入国審査を終えて、そのまま進んで近い出口から外に出たらバス乗り場があって、
意外とわかりやすかったです。

バスはいかにもミラノチェントラーレ駅行きのシャトルバスだとわかったのですが、
一応運転手さんに 『ミラノチェントラーレステーション?(ミラノ中央駅?) 』と聞くと、
『そうだよ』というリアクションだったので一安心。


でも、あとで気づいたのですが、『ミラノチェントラーレ』はイタリア語…、
『ステーション』は英語なので、私はごちゃまぜ語で聞いたのですね (^^ゞ

イタリア語で、駅は『スタツィオ-ネ』だったのですね。

でもそんなごちゃまぜ語でも通じるのですごくありがたいです☆



 
 


バスは郊外から、だいぶ街に来ました。


 
 
 
 

 

『わ~!トラム(路面電車)だ!』と、この時点では感動!


(*_*; でもこの翌日の夜、ドゥオモからホテルに戻るのに、好奇心でトラムに乗ってみたら
大変なことに…


トラムはミラノ中を縦横無尽に走っているので、よく考えて乗ったつもりが、
思っていた行き先とは違い…、どこだかまったくわからない場所に降りることになり…
路線図のようなものはどこにもなく…、どうやってホテルに戻るかもわからず…
乗り継いでみてもどんどんホテルから遠くなり…、暗い見知らぬ街で泣きべそで途方に暮れる…

スマホのGoogleMapがあるので、現在地からホテルまでナビをしてくれるけど、
ホテルまでは徒歩2時間弱になっている…
GoogleMapにはトラムの路線図はでていない… 

という、トラムではなくトラウマになってしまったのでした。

でも、Google Mapで現在地は把握できたおかげで、ダンナさまが感と知恵をしぼって、
さらに2度乗り継ぎながら夜遅くにホテルになんとか戻ることができました!(T_T)

結果としては、ものすごい達成感を味わえましたが…(^^ゞ





そしてシャトルバスは、ミラノ中央駅に到着です!

中も外も立派な石造りの駅です。

 



 
 


 

 
 
 
(^o^)/さあ今から、
駅構内にある、モバイルショップに行って、スマホ用のSimカードを購入するという、
言語に難ありの私達にとって、大きな第一関門に挑戦です。(@_@;)

これができるか…できないかで…この後の旅の安心感が変わってしまいます。

つづく…


 








 
 

 
 

2013年05月31日

イタリア旅行記☆ 【3】ミラノ到着後まず…編

ミラノマルペンサ空港から順調にミラノ中央駅に到着後、

まず、スマートホンを使えるようにするために、
イタリア用のプリペイドSimカードを購入しに
TIM というモバイルショップに向かいました。
TIMはTelecom Italia Mobileという携帯電話会社で、日本のドコモのような存在だそうです。


私達はスマートフォンを使って翻訳したり、GoogleMapのナビ機能を使おうと思っているので
【Simカードが買えて、さらにスマホが使えるかどうか!】が、とても重要です。

でも!その重要なSimカードを買うための会話が……(*_*;


片言の英語で伝えて、わけがわからなくなってはいけないと思い、

あらかじめインターネットの翻訳機能を使って伝えたい文をプリントしていき、
それをお店の人に見せてまかせてみよう!きっとよくしてくれるだろう!ということに
なりました。


そして、『Simカードが欲しいということと、自分達の滞在日数やおもな用途』を
できるだけ単純な日本語を英語に翻訳して、プリントして持って行きました。

(イタリアの若い人は英語が堪能で、TIMでも英語が通じるということなので)


(・・? …が、駅の構内にあるはずのTIMが見当たらないのです……

ということで、パトロール中のおまわりさんに『Where is TIM?』と話しかけてみると、
おまわりさんは前方を指さしながら 『♯△※§×√÷$…… right side …&♯✕△&※…』と
答えてくれました。

やった~!通じた! 『グラッツェ!!(ありがとう)』(*^_^*)

おまわりさんの言葉の『 light side 』しか聞き取れなかったけれど、
あっちの右側だということだろう!と行ってみるとTIMがありました☆


中に入ると白いカウンターにお姉さんが3人。

日本のモバイルショップのように順番待ちの番号札はありません。

奥の2人のお姉さんの前には、お客さんが立っていて接客中。
一番手前のお姉さんの前は空いているのですが、お客さんがお姉さんの横に立って
タブレット端末を設定しているので、私はカウンターから一歩引いた状態で並んで
待つこと数分…。

そこに別のお客さんが入ってきて、なぜか私の前に入って割り込んだのです(゜o゜)!

お姉さんもチラッと見たけれど何も言ってくれないし、私もしゃべれないし~』と我慢。

またしばらく待っていると、割り込んだ人も終わり、お姉さんが書類を片付けているので、
次はいよいよ私の番です!


…という時に、別の男性のお客さんが入ってきて、また私の前に入りかけてから、
私に不思議そうにイタリア語で話しかけてきたのです。

言葉は全然わからないけど、ジェスチャーからハッキリと伝わってくるのは

『キミは何をしているの? もしかして…並んでいるのかい?』
という感じなのです。

私が「Yes」と答えると、男性は隣のカウンターに並びました。

☆そこで気が付いたのです!

(゜o゜)私の並び方は、並んでいるようには見えないんだ!!と…。

カウンターから一歩引いてきちんとカウンターの方を向いてお行儀よく立っていても
並んでいるようには見えないようなのです。

だから、カウンターにピッタリと近づいて、少し身を乗り出すように立ってみました。

するとお姉さんが応対してくれました。(ほっ…)


…ということで、やっとここから重要なお買い物にチャレンジです。

まずお姉さんにプリントしてきた用紙を見せました。


 


 
するとお姉さんが読みながらクスッと笑いました。
(英語が堪能な人から見たら笑える文なのは百も承知です(^^ゞ )

そして『あなた達は英語が話せないの?』と英語で聞かれたので「Yes」と答えると

『OK!わかったわ! じゃあね、1人15ユーロよ。いい?
だから2人で30ユーロよ』と書きながらゆっくり伝えてくれました。

あとは、パスポートを見せて、書類にサインして、支払いを済ませて…。


渡してもらったSimカードをセットすると、

お姉さんはSimカードの台紙の裏にあるスクラッチ部分を削って、
そこに書いてある『PINコードをスマホに入力するともうOKよ!』と言ってくれました。




 
 


なので店内で設定をして、早速Google Mapを起動してみたのですが…、

(*_*; オンラインにならないのです!
他のアプリも使えません。

ダンナさまのスマホも使えません…。

スマホに 【SIMの読み取りに失敗しました。SIMの挿入を確認してください。code9101】
と表示されて上手くいかないのです。

日本でドコモのお兄さんは『あとはイタリアでSIMカードを入れれば使えます』と
言っていたのでなぜ使えないのかわかりません。


しばらく格闘したもののダメで…、ものすごくショックです。


そこでスマホの言語を英語に変更して、お姉さんに見せてみました。

するとお姉さんは、一生懸命に2人分のスマホを設定してくれて
『もうこれで大丈夫よ!』と渡してくれたので、確認すると、
Google Map やLINEなど、使えるようになりました☆(T_T)

「グラッツィエ!」とお礼を言ってお店を出ると、
お姉さんは飛びきりの笑顔で『チャオ!』と手を振ってくれました。


これで安心して旅がスタートできるので、
親切に応対してくれたお姉さんに本当に心から感謝です!!

ほとんど会話をしてないのに、いっぱい話したような、
心が通じた気分でとても嬉しかったです。

 

 
 


※ただ、ここで驚愕の事実が発覚!

一番当てにしていた、ドコモの『はなして翻訳』のアプリが使えないのです。
『はなして翻訳』は、イタリア語も英語もあるので、これさえあれば大丈夫!と
思っていたのに、アプリを起動しようとすると【PINコードが確認できません】(だったかな?)
と出て、使えないのです。

このアプリは、ドコモのSIMカードを入れていないと使えないんだ!と大慌て!

でもすぐに【旅行翻訳機】というスマホ用の翻訳アプリを見つけて
スムーズに使えたのでホッとしました。


さあ、今からホテルにチェックインです。

つづく…

2013年06月03日

イタリア旅行記☆ 【4】ミラノ1日目編

 
いよいよミラノのホテルにチェックインです。

予約したホテルは駅のすぐ横で、シャトルバスの停留所もすぐ近くだったので
とても便利でした。

イタリアは、やはりガタガタした石畳が多く、道路の段差もあって、
大きなスーツケースを引きながら歩くのは注意が必要だったので
駅近のホテルはかなり助かりました。

 

部屋の窓から駅がよく見えます。



 

 

 


この時点で、18時ですが、これから地下鉄に乗って、ドゥオモに行ってみます!

イタリアの地下鉄・メトロの看板 【M】 は、いろいろな場所でよく目につきます。

これが私にはマクドナルドに見えてしまいます。


地下鉄はスリが多いという話なので、少し緊張して乗りましたが、
予想外に平和な感じでした。

 

【Duomo駅】で降りて、
覚えてきたイタリア語の 【USTICA】(出口) を見つけてそちらへ進み、
階段を上ると…、いきなり迫力のあるDuomoが目の前に見えます。

想像以上に立派で、すごい感動です。


 


ドゥオモのてっぺんの奥に金色に光る像が。
アップで撮ってみたら素敵な金のマリア像でした。


 
ドゥオモの外壁全体がものすごく細かく立派な芸術作品だらけです。


 
巨大なドア一枚でもすごく細かい作品です。


でも、鳩がたくさんいるので、こんな立派な作品も、
鳩にとっては雨宿りの場所になっています。

作品の緊迫感が台無しですね。(*^_^*)


 
 


 


 
 
  

感動しながら写真を撮っていると…、
黒人のお兄さんが愛想良く話しかけながら近づいてきて、

『プレゼント、プレゼント!』と言いながら、ミサンガを差し出してきます。


(゜o゜)!これが噂のミサンガ売りだ!!プレゼントなんて嘘だ!!


なので 『 No !』と言いながら手を引っ込めても、しつこく言ってきます。

それでも頑張って知らん顔をしながら避けていたら、離れていきました。

ホッとしながら周りをよく見たらミサンガ売りがいっぱいいました。(星マーク)

ダンナさまは、ミサンガを勝手に手首に乗せられてしまいましたが、
手首を振り払ってミサンガを落として歩いてきたら、大丈夫でした。


でもこの後、近くにいた白人の男性もミサンガを差し出されていて、
白人の男性は 『 for me? thank you! 』 と喜んで受け取っていました。
すると、すかさずお金を要求されていて、
白人の男性はショックな顔でお金を払っていました。(+_+)





他には、鳩のエサ売りもいて、
ポケットからピーナッツみたいなものを出してきて、
『これをあげるから鳩にエサをやってごらん!』みたいな感じで
しつこく渡してきますが、うっかり手を出すとお金を要求されます。(*_*;

イタリアを縦断した結果、しつこかったのはミラノのドゥオモ前だけで
他は大丈夫でした。


 

 
 

 
この他、変わったおもちゃ売りがいて…、 薔薇売りがいて…、
雨が降りだせば傘売りが現れて…、日が暮れて肌寒くなればストール売りが現れて…
『〇〇はいかが?』という感じで売っていました。

この物売りの人達はしつこくはなかったです。

でも…、
雨の中、傘をさして歩いている私に 『傘はいかが?』と勧められたのは
『なんでやねん』と思わず笑ってしまいました。(*^_^*)


 

 

 
ドゥオモ側から見た前の広場


 
 

 
この時間はもうドゥオモの中の見学ができないので、食事をすることに…。

どこも予約をしていなかったので、ドゥオモ横のデパート・リナシェンテの最上階にある
ピッツェリアへ行きました。


言葉が通じるか?きちんと注文できるか?が不安でしたが、
お店のお姉さんがとても親切で助かりました。


イタリア語のメニューとにらめっこをしながら、なんとか理解できた
前菜のカプレーぜと、ピザを2種類とフレッシュジュースを2つ頼んだら、

お姉さんがメニューを指さしながら、流暢な英語で何か言っているのです(^_^;)


指をさしているところを見ても、理解できる単語がなくて、
なぜそこを指さして、何を言っているのかもわからなくて………


でも、何度も丁寧に同じことを言ってくれているようなので、
よ~く聞いていると、お姉さんの言葉の中に『same』と 『two』と『pizza』があって、
ジェスチャーから伝わってくるのは、

『それを注文するのであれば、こっちのセットにした方がいいわよ!
こっちは前菜とピザ2種類とドリンクのセットだから同じものが食べれてこの値段だから
単品で注文するよりとてもお得よ!』

と言っている気がしたので、ニッコリとうなずいてみました。

半信半疑で待っていると、最初に注文した通りのものがちゃんと運ばれてきました。


カプレーゼの真っ赤に熟したトマトも、ゴロンと大きなモッツァレラチーズも、
大きなピザも、とても美味しかったです。

料金も、お姉さんが言ってくれたようにお得なセット価格でした。

親切に一生懸命に教えてくれたお姉さんに感謝です☆


このお店で写真を撮るのを忘れたことをすごく後悔しました(T_T)

 

 


食事が終わって外に出ると夜景が綺麗です。


また今から地下鉄に乗ってホテルに戻るのですが、
この時点で午後10時半。

この時間に地下鉄に乗っても大丈夫なのかな?と少し緊張しましたが、
地下もホームも電車内も平和な感じで、安心して戻ることができました。


翌日は、またドゥオモに行って、教会の中の見学予定だし、
イタリアでの初めての朝食も楽しみなので、ワクワクです。


つづく…


 


 

 
 

 

2013年06月08日

イタリア旅行記☆ 【5】ミラノ2日目~食す編

イタリアのホテルでの初めての朝食にワクワク。

駅前広場が見渡せる朝食ルームです。
いろんな国籍の方達がいらっしゃいました。

ここには3日間滞在しましたが、日本人の方は見かけませんでした。



パンが何種類かあって、サクサクふんわりで☆…
チーズも数種類あって☆…、ジュースも濃くて…☆美味しかったです。


 
 
今日から本格的に観光です。

今日の目標は、
ドゥオモの中の見学と…、
ガッレリア見学と…、
インテルショップでサッカーのチケットを購入と…、
ガイドブックでよく紹介されている【トラットリア ミラネーゼ】で食事をする…です。


 

 
また地下鉄へ
切符売り場です。

物を売っている人は、ジ~~ッと立っているだけです。
おまわりさんが来ると片づけさせられています。


右側のジプシーの人は、券売機に寄りかかって待っています。
左側のジプシーの女性は、ものすごい大声で男の人とケンカをしていました。
(゜o゜)これがみなさんが注意を呼び掛けていた光景なんだ!…と納得です。

私達は前日にタバッキで 地下鉄&バス3日間乗り放題切符を買ってあったので、
この切符売り場はスルーで安心です。
(タバッキ = タバコ屋さん。キオスクみたいなお店)

 
 

 

雨です。(^_^;)


地下鉄に乗りながらいろいろ考えた結果、
なんだかんだともうお昼になっていたので、
まず、ドゥオモから徒歩圏にある、【トラットリア ミラネーゼ】というお店で
食事をすることにしました。

人気のお店なので、夜は混み合って予約が必要だし、
昼のうちに行っておこう!ということで。

片手に傘と、もう片方の手にスマホを持って、
Google Map のナビ機能を頼りに行きました。

それがなかったら、たどり着けたかどうか…というぐらいトコトコクネクネ歩いた
細い通りにありました。


 
 

ドキドキしながらお店に入っていくと、奥のテーブルに案内してくれました。

奥には、イタリア映画に出てきそうな素敵なおじいちゃまがいらっしゃいます☆


 
 
メニューを見てもよくわからなかったので、決めてきたメニューを注文することにしました。


 
 
オーダーを聞きにきてくれた男性に、

『アンティパスト・ミスト(前菜の盛り合わせ)…、
コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ(ミラノ風カツレツ)、…
オーソブッコ…、
ノーガス・ナチュラルウォータァ…』と伝えると、

男性は「OK、Si、Si !」と言った後、何かペラペラ~ッと話してくれています。


(・・? 【OK! Si、Si 】は、【OK、はいはい】なので、了解はしてくれているようだけど…
その後の言葉がわからない!(^^ゞ

でも、『シェア』という単語が聞こえたので、
たぶん、『1つずつ頼んでシェアするでしょ?』と
言ってくれているような気がしたので、『Yes !』と答えてみましたが、正解だったようです。


イタリアは『シェアをして食べるということをしない』と聞いていたのでちょっとビックリ。

私もダンナさまも、ミラノ名物のカツレツとオーソブッコをぜひ食べてみたかったのですが、
シェアできないのであれば、各2つずつ注文して、あの大きなカツレツもオーソブッコも
1人で食べなきゃいけないかな?と思っていたので助かりました。

日本人客も多く来られるようなので、日本人用に対応してくれているのですね。


 
 
待つことしばしば…。


トイレに行くためのドアに日本語で『化粧室』と書いてあります。


 

 
 
前菜の盛り合わせがすごい量です☆

向こう側にある1人用の白い取り皿とフォークの大きさと比べるとわかりますが、
大きな皿にたっぷりの前菜です。

前菜にすでにカツがのっています。…(・・?
マリネ風の酸味がきいたカツでした。
その他は、生ハムと、ハムと、コリコリノ軟骨と、マヨネーズ味のサラダでした。


 
 
ミラノ風カツレツ

すごく大きい!顔よりもずっと大きいです!
薄くて、バターでカラッと仕上げてあるので、サクサクと香ばしくて
美味しかったです。


 
 
オーソブッコ

牛のスネ肉を煮込んだものと、サフランの黄金色のリゾット
トロトロです。


ここまで食べた時点で満腹♪

すると、お店の男性が『ティラミスでもどう?』という感じで
勧めに来てくれました。

帰国してから知ったのですが、このお店はティラミスも人気だそうで。
でもその時点ではボリューミーなものばかり食べたため、
こってり系のティラミスはもう食べる気になれず…、 (^^;


『サッパリしたフルーツなら食べたい!』と思ったので、

私は “何かフルーツはありますか?” という意味を込めて、
『 fluit ?』 と聞いてみたのですが、

 
男性 『キョトン?』
私   『(もう一度) フルートゥ? 』
男性 『 ……? (困った顔で悩んでいる)』
私   『(あれ?発音が悪いかな?できる限りの発音で~) フルートゥ? 』
男性 『 ………(゜o゜)!フルッタ? 』
私   『 (^o^)そうだ!イタリア語でフルーツは、フルッタだ!) イエス!フルッタ! 』
男性 『 (*^_^*) Ok! Si Si ! 』

で、やっと通じました。

旅行ガイド情報で、
『イタリアの若者は英語が流暢な人が多いけれど、
年代が上の人には英語が通じないことが多い』と読みましたが、
この男性(40代後半くらいかな)には英語があまり通じないようなので、
こういうことだったのですね。


でも、一生懸命に聞いてくれて、ありがたいし、
通じた時は嬉しい達成感でいっぱいです☆


 
 

『なんのフルッタがくるんだろう?』と待っていたら
このフルッタでした♪

イチゴとブルーベリーとラズベリーと木イチゴのてんこ盛り。
甘~い&甘酸っぱ~い美味しさで、さっぱりできました♪


 

 
 


また今からドゥオモに戻って見学をするので、
どしゃ降りの中を歩きました。

途中、おしゃれな可愛いお店がいろいろあったけれど、
びしょぬれの傘に困ったので、あまり入らずに我慢してスルー…。(T_T)


でも、いよいよドゥオモの中に入ります♪

つづく…

 
 

2013年06月11日

イタリア旅行記☆ 【6】ミラノ2日目~見学編

 


 
ドゥオモの中に入ります。

 

入り口で衛兵によるセキュリティチェックがあるので、列に並んで進みます。

私の前のアジア系の女の子が鞄の中をじっくり厳しくチェックされていて、
私もその心構えで衛兵の前に進むと…
衛兵はチラッと私を見ただけで 『OK、進め』というジェスチャーで、
鞄も何も見てくれませんでした。

(・・? なんで?どうして私はチェックしないの?私が怪しい人だったらどうするの?
と思いながら進んで後ろを振り返ると、ダンナさまは鞄を開けてチェックされていたので
笑えました。

何を基準にしているのかを衛兵の人に聞いてみたかったです。(*^_^*)


 

 
ドゥオモに入るのには料金はいりませんが、
中で写真を撮るためには、2ユーロ払って青いリストバンドを巻いてもらいます。


 
 
青いリストバンドを巻いていない人が写真を撮っていると
赤いマントのお姉さんに注意をされます。


 
ミラノのドゥオモは、世界最大のゴシック建築だそうで、
中もすごい広さ、圧巻の造りです。

 
澄み渡るような神聖な空気感でした。


 

 
 


 
 
 


 
 


聖母マリアさまの周りは、温かい安心感で満ち足りた感覚が広がっています。




巨大なステンドグラスがとても綺麗です。

   


     



この他にも、ブログにアップするのを遠慮するような、
とても神聖な素晴らしい展示がたくさんでした。

何とも言えない心地よい穏やかな空気に包まれていて、
しばらくの間、イスに座ってボ~~ッとしていました。


 
 
 

 


 
そしてこのドゥオモの屋上に上がりました。


 
 
 
屋上に上がるには、2種類の方法があって、
階段が7ユーロ、エレベーターが12ユーロの料金がかかります。

私達は、たくさん食べた分を消費しようと…階段へ。


狭いスペースの石の壁に囲まれた中をらせん状に上がっていく石の階段で、
屋上まで約100mもの高さをひたすらクルクル上がっていきます。(*_*


 
上がっても上がってもまだまだ階段で、
段々足が上がらなくなって、息も上がり…途中で呆然と立ち尽くしていたら、

上から下りてきた欧米系のカップルが私を見て、
“ わかるよ~!”という表情でニコニコしながら 『 tired?』 と声をかけてくれました。

私はもう明らかに疲れて見えたのでしょうね (^^ゞ

思わず吹き出してしまい、お互いに爆笑でした。

こういうコミュニケーションがとても楽しいです♪


 
 

 

やっとの思いで上がった屋上も細部まで素晴らしい作品でいっぱいです。

さすが、5世紀もの歳月をかけて造られただけあります。


 
 

 
建物のてっぺんには、135本もの細い塔があって、各塔の先端一つ一つに聖人が立っています。


そして、聖人の下の方の細い部分まで、
アップで見ると、1本1本こんなにものすごく緻密な作品です。↓


 
 
135人もの聖人に見守られている街っていいな。


 
 
 


ガッレリアへ。

ガッレリアは、高級ブランド店と、レストラン、カフェ、バーなどが立ち並ぶアーケードです。

 


 
 


 
 


 

 
 

 
 
ガッレリアの中心辺りに、タイルで作られた牡牛のモザイクがあります。


 
この牡牛の股間部分に踵を乗せて、クルッと回転すると『幸せが訪れる』
あるいは、『旅行者は再びミラノに戻れる』と言い伝えがあるので、
みんな順番にクルクル回っています。

だから股間が削れて窪んでいます。(@_@;)

もちろん、私もこの後しっかりと回ってきました☆


 

 
 

そして、このガッレリアのすぐ近くにある、インテル公式サッカーショップの
【SOLO INTER 】へ行きました。

翌日にミラノで、インテル 対 パルマ の試合を観戦に行きたいので、
ここでチケットを買います。


インテルで活躍している長友選手を見たかったのですが、
長友選手がケガで、この前日に日本へ帰国をしたという残念なお知らせが
入ってきましたが、せっかくのセリエAなので見に行くことにしました。


でも、ショップで言葉が通じるのか…チケットがちゃんと買えるのか…
ちょっと心配でしたが、なんと!日本語が上手な店員のお兄さんがいらっしゃったのです!


日本語で気軽に話しかけてきてくださって、すごく安心しました。

お兄さんが 『二日前に長友がここに来ていたんだよ』 と教えてくれて…残念!


長友選手がするパフォーマンスの “お辞儀” をしながら、
お兄さんと 『こんにちは~』と笑っていたら,
側にいた外人さん達が 「何をしているの?」と不思議そうに聞いてきて、
お兄さんが 「これはナガトモが得点を決めた時にするパフォーマンスで日本のお辞儀だよ」と
説明をしてくれていました。


ちょうどその時に、日本人客の男性3人組の方も来られていて、
この中の1人はインテルファンで、2人はACミランのファンだそうで…
「明日、トリノまでACミランの試合を見に行く」と言ってみえました。


ACミランは敵チームなので、インテルショップのお兄さんは、
ACミランファンの人達を指さして 「コノヒト、カンジワルイヒト!(^^) 」 と言って、
インテルファンの人を指さして 「コノヒト、イイヒト!(^^) 」 と私に説明してくれて、
みんなで大笑いでした。(*^_^*)

外人さんが、「うちの娘は日本のアニメが大好きで……」と話していたり…

国境のないコミュニケーションがホントに楽しいです☆


長友選手のサイン入りシャツが 80ユーロで売っている (゜o゜)



チケットはもちろん無事に買えました。
お兄さんが、観戦座席のことや、試合開始時間がHPの発表とは違うことや…
いろいろ教えてくれてとても助かりました。

親切に楽しく応対心してくれたお兄さんに心から感謝です!


 

 
これで今日の目標は達成です!

でもこの後、ホテル方面に戻るのために、トラム(路面電車)に乗ってみたら、

『 イタリア旅行記☆ 【2】 』で書いたとおりの、大変なことになったのでした(^^ゞ


 

 
翌日は午後からサッカー観戦です(^^)/~~~


つづく…


2013年06月17日

イタリア旅行記☆ 【7】ミラノ3日目最終日編

 
ミラノ最終日の3日目は、インテル対パルマのサッカー観戦のため、
サンシーロスタジアムに向かいました。

地下鉄で LOTTO駅まで行きます。

 

LOTTO駅に着くと、前日にお世話になったインテルショップのお兄さんに会いました☆


 

 
駅の近くのシャトルバス乗り場まで少し歩きます。

周りは、かわいいサッカー少年とそのパパさん達がたくさんいました。




シャトルバスの一番前の乗り口から、一番最後に乗ったのですが、
サッカー少年やパパさん達が中の方に詰めて乗ってくれていたため、
私達のまわりだけゆったり広々としていました。





サンシーロが見えてきました。

イタリア最大のスタジアムだそうです。




 
 








自分達の座席に進むゲートがわからず、警備の人に聞きました。

… 聞いたというより、『 (^^)/ スクーズィ (すみません)』と声をかけて
チケットを見せたら、指をさして教えてくれました。


 

 


 

 
座席を探してたどり着くと、なぜかもう誰かが座っていました (*_*;

私達が間違えているのか?と自信がないので、
後ろの列に座っていた男性に聞いてみることにしました。

またまた、
『 (^.^) スクーズィ(すみません) 』と声をかけて、チケットを見せながら
座席番号を指さしただけですが…(^^ゞ

その男性は座席番号を確認してくれて、私達の座席を指さしてくれたのですが
やっぱり誰かが座っています。

男性はそれを見て、“ あらら~困ったもんだね!でも君達の座席で正解だよ!”と
いう表情とジェスチャーをしてくれたので、
自信を持って私達の座席に座っている人達に近づいて、

『スクーズィ』と声をかけてチケットを見せると、
そそくさとどこかに行ってしまいました。

それを見ていたさっきの男性が、ニッコリと 『よかったね!』 という表情で
うなずいてくれていました。


 


 

 
 
いよいよキックオフです!


せめてここに長友選手に座っていて欲しかったな~。


 
 


 
声援の音量がものすごく大きくてビックリです。

この日のスタジアムは、空きも多くてサポーターの数もそれほど多くはないのですが、
イタリア人1人1人の声のボリュームが大きいようで、
一斉に声を出すとものすごい迫力です。
私達は1階にいたので、地鳴りがするような…天が唸りを上げているような…
ものすごい感覚に包まれて感動でした。


 
でも、試合中、ミスが続く選手には容赦ないブーイングです。

この日、某選手が絶好のチャンスでミスをしたり、シュートを外したりが続き、
どんどんブーイングが大きくなっていきました。

さらにミスが重なっていくうちに、その選手へのブーイングの嵐で、
私の前に座っていた御婦人は、怒り狂ったように選手に怒鳴っていました。

すると、前方の人が振り返り、御婦人に向かって、
『そこまで言うことはないだろう!』と言う感じで怒り始め、
お互いに大きなジェスチャーですごい口げんかになっていました。(゜o゜)

どちらもインテルファンなので、愛するがゆえ…のケンカですね。


結局、某選手は交代になったのですが、その時にはスタンドから喜びの拍手が
起きていました。


後半にインテルに1点が入ると、歓喜の嵐で、
私が 「やった~~! と」喜んでいると、近くにいたイタリア人の女性は、
私のポーズが珍しかったようで、私と同じポーズを真似してうなずいてくれて、
大喜びしあってすごく楽しかったです☆


 
 

サッカーが大好きで、応援しているチームを愛していて、
感情や言いたいことがはっきりとしているイタリアらしさが
ひしひしと伝わってきました。

長友選手はこんなすごい環境の中でプレーをしていて、
信頼を得ていることが本当にすごいことだと思いました。



試合は1-0で終了。


 
 

 
試合が終わるとみんな帰るのが早くて、私がのんびり写真を撮っていたら、
あっという間にスタジアムはガラガラになっていました。

(@_@) みんなどこへ行ってしまったの~?!


  


帰りはシャトルバスがないので、Lotto駅まで歩きます。

もうすでに歩いている人もほとんどいなくて、
後ろから来た人もあっという間に抜かしていって、みんなどうしてそんなに早いのだろう?!

私がのんびりすぎるのか … (^^ゞ

駅までの沿道の塀には、落書きがズ~ッと続いています。
 


 
 
この辺りは高級住宅街なので、キョロキョロ見学をして、
【もし私がここに住んでいたら、どんな感じだろう?】と妄想をしながら歩いて
楽しかったです☆


 
 

 
この後ミラノ中央駅に戻って、

翌日ベネチアに移動するための駅の下見と夕食です。

つづく …


2013年06月18日

イタリア旅行記☆ 【8】ミラノ締めくくり編

 
明日ベネチアに移動するために、初めて高速列車に乗るので
駅のホームの雰囲気を下見に行きました。

 
改札がないので勝手に列車の所まで行けます。


イタリアの列車は、当日の発車時間近くになるまで何番ホームになるのかがわからず、
しかもホームがすごくたくさん並んでいるので、ちゃんと乗れるのかが心配です。


明日はどれに乗るんだろう??!



 
 
 
そして、列車の座席指定を予約しに行きました。

ユーレイルパスの日にち指定の乗り放題チケットは買ってあるので、
あとは座席指定券が必要です。
 


チケットカウンターに行くべきところを間違えて、小さなインフォメーションカウンターに
行ってしまいました。

でもそこでも座席予約を取ってくれました。

 

 

(・・!… が、不思議なできごとがありました。


そのインフォメーションカウンターの部屋の入口に,
お客様が並ぶ列がわかるようにポールがいくつか立っていて、
入口と出口に通路が分けてあり、1組ずつ部屋に入るようになっています。

カウンターには年配の女性職員が2人いました。


 
私達が行った時、誰もお客様はいなくてすんなりとカウンターに座らせてもらったのですが、
手続きをし始めると、部屋の外に5人の家族のような集団が大声でしゃべりながら
やってきました。
そして、入口のポールを無視して中に入ってきたのです。
(ジプシー風の4人と、白人の男性1人)


 
さらに、その中の1人の男性が、カウンターに座っている私達になぜだか
ニコニコしながら近づいてきて、すぐ横に立っているのです。

すると他の人達は、インフォメーションのもう一人の女性にすごい大声で
何かを話しかけています。


私達がびっくりしてキョトンとしていると、職員の女性がその家族に怒鳴り始めました。

何を言っているのかわかりませんが、身振りからすごく伝わってくるのは

『 部屋から出なさい! 勝手に入ってこないで!
だから出なさいって言っているでしょ!!
その人たちから離れて!(私達のこと)
すぐに離れなさい!! その人たちに近づかないで!
用事があるならその入口に並びなさい!』 と言う感じで、

そこから先はまったく何を言っているのかがわからなかったのですが、
職員の人はとても厳しい顔で、すごい勢いで怒り続けています。

とにかく私達を守ってくれている感はすごく伝わってくるのですが、
あまりの怒りっぷりに、私も固まってしまいました。
 
怒られている人達は全然気にしていない様子ですが、
一応みんな外に出されました。

 

手続きを終えてその部屋から出ようとすると、
さっきの家族が入口に立っていてポールを勝手に動かして出口をなくし、
私達がその家族の横を通るようにしているのです。

その様子を見た職員さんがまたすごく怒り始めました。


 

私達は無事にその場を離れることができましたが、
いったいあの騒ぎは何だったのだろうか??

ただの身勝手な騒がしいお客様なだけ???

それとも、よく聞く “ 数人で囲んで大声で引きつけてその間にスリをする ” という
人達なのか???
それにしても、インフォメーションセンターの中で???

いまだによくわからない不思議な出来事ですが、
職員さんの毅然とした怒りっぷりからして、スリ集団だったのかな?…

ただ、職員の方が私達を守ってくれているのはよくわかったので
とてもありがたかったです☆


 
 

 
 
それからミラノ中央駅構内のお店をブラブラ探検し、
夕食は、簡単に済ませたかったので、駅構内にあるピッツェリアに行きました。

ハンバーガー屋さんのような、ファストフードのピザ屋さんです。


 
 
 
 

とてもリーズナブルなのにすごいボリュームで
チーズもたっぷりで、生地も柔らかくて美味しいです。

トマトとモツァレラチーズのサラダもゴロゴロとたっぷり入っていて、
お皿も食べれます。

そして、種類の違う2本の瓶入りオリーブオイルが付いてきてビックリです。
(サラダ用とピザ用かな)
夕食を軽く済ませるつもりが、予想外に満腹でした。

うちの近くにもこんなお店があったらいいな~!


 
 

 

 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ミラノ番外編
 


 
〈 目薬の巻 〉

 

イタリアに着いた2日目に目が疲れて充血してしまったので
薬屋さんで目薬を買うことにしました。

街角には 【FARMACIA】 という小さなドラッグストアがよくあります。

でも 『 目の疲れと充血に効く目薬をください 』 なんていう言葉を
片言の英単語で言って、もし違う伝わり方をしては困るので、
スマートホンの翻訳機能を使って、それを店員さんに見せてみました。

店員さんは快くそれを読んでくれて、それで出してくれたのがこの目薬です。
 

       


 
青いんです! 目薬がすごく青いんです! ブルーハワイのシロップ?

箱から出した時にビックリしました。

日本でこんな青い目薬を見たことがないです。

(@_@;) これを目に点すの?! 
これを点したら私も青い瞳になれるのかな?(^^ゞ
でも、イタリアの人が使っているから大丈夫だろう!
と点してみました。

点し心地は優しく、いたって普通で安心しましたが、
ビックリな目薬でした。


 

 
 

 
〈 ボールペンの巻 〉

 
ミラノのホテルのフロントでボールペンを借りました。

高速列車のチケットに、自分達で前もって、
ボールペン等で日付を記入しておかなくてはいけないのですが、
ボールペンを忘れてきてしまいました。


 
フロントマンには、ボールペンということがなかなか伝わらなかったのですが、
『 これでいいか?』とデスクにあったボールペンを貸してくれたので、
部屋に持っていき、列車のチケットを記入して、フロントに返しに行きました。

『 グラッツィエ !(ありがとう) 』 と言いながらボールペンを差し出すと

フロントマンがキョトンとして、受け取ってくれないのです。

もう一度、『 グラッツィエ ! 』 と差し出してみても受け取らずに
理解ができない様子なのです。

“ さっきボールペンを貸したことを忘れたのかな?” と思い、
ジェスチャーと英単語でなんとか伝えていたら、
フロントマンがすごく驚いた表情と大きなジェスチャーで、

『 (゜o゜) まさか、それを返しに来たのか?! なんてこった~!信じられないよ!
返してもらおうなんて思ってないよ! いらないよ~! 返しに来るなんてビックリだ!』

と、ア然とした感じなのです。

イタリア特有なのか…、その人が太っ腹なのか…わかりませんが、
それには私たちの方こそビックリでした。 (@_@)

ということで、ありがたくいただいた思い出のボールペンです。



 

 

 
イタリア入りした3日間だけでも、もうすでにたくさんのイタリアの人によくしていただいて
感謝でいっぱいです。

 
 
そして、イタリア語も、全然聞き取れなくても、なぜか段々と相手の言葉が
私の頭の中で勝手に日本語に変換されて受け取れるような感覚になってきました。

正しく変換できているかどうかはわかりませんが、
今のところ、自己流変換でコミュニケーションが取れていて楽しいです。

 
 
いよいよ翌朝は、ベネチアに向かって移動です。

 

 
つづく … 

 

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