いよいよミラノのホテルにチェックインです。
予約したホテルは駅のすぐ横で、シャトルバスの停留所もすぐ近くだったので
とても便利でした。
イタリアは、やはりガタガタした石畳が多く、道路の段差もあって、
大きなスーツケースを引きながら歩くのは注意が必要だったので
駅近のホテルはかなり助かりました。
部屋の窓から駅がよく見えます。
この時点で、18時ですが、これから地下鉄に乗って、ドゥオモに行ってみます!
イタリアの地下鉄・メトロの看板 【M】 は、いろいろな場所でよく目につきます。
これが私にはマクドナルドに見えてしまいます。
地下鉄はスリが多いという話なので、少し緊張して乗りましたが、
予想外に平和な感じでした。
【Duomo駅】で降りて、
覚えてきたイタリア語の 【USTICA】(出口) を見つけてそちらへ進み、
階段を上ると…、いきなり迫力のあるDuomoが目の前に見えます。
想像以上に立派で、すごい感動です。
ドゥオモのてっぺんの奥に金色に光る像が。
アップで撮ってみたら素敵な金のマリア像でした。
ドゥオモの外壁全体がものすごく細かく立派な芸術作品だらけです。
巨大なドア一枚でもすごく細かい作品です。
でも、鳩がたくさんいるので、こんな立派な作品も、
鳩にとっては雨宿りの場所になっています。
作品の緊迫感が台無しですね。(*^_^*)
感動しながら写真を撮っていると…、
黒人のお兄さんが愛想良く話しかけながら近づいてきて、
『プレゼント、プレゼント!』と言いながら、ミサンガを差し出してきます。
(゜o゜)!これが噂のミサンガ売りだ!!プレゼントなんて嘘だ!!
なので 『 No !』と言いながら手を引っ込めても、しつこく言ってきます。
それでも頑張って知らん顔をしながら避けていたら、離れていきました。
ホッとしながら周りをよく見たらミサンガ売りがいっぱいいました。(星マーク)
ダンナさまは、ミサンガを勝手に手首に乗せられてしまいましたが、
手首を振り払ってミサンガを落として歩いてきたら、大丈夫でした。
でもこの後、近くにいた白人の男性もミサンガを差し出されていて、
白人の男性は 『 for me? thank you! 』 と喜んで受け取っていました。
すると、すかさずお金を要求されていて、
白人の男性はショックな顔でお金を払っていました。(+_+)
他には、鳩のエサ売りもいて、
ポケットからピーナッツみたいなものを出してきて、
『これをあげるから鳩にエサをやってごらん!』みたいな感じで
しつこく渡してきますが、うっかり手を出すとお金を要求されます。(*_*;
イタリアを縦断した結果、しつこかったのはミラノのドゥオモ前だけで
他は大丈夫でした。
この他、変わったおもちゃ売りがいて…、 薔薇売りがいて…、
雨が降りだせば傘売りが現れて…、日が暮れて肌寒くなればストール売りが現れて…
『〇〇はいかが?』という感じで売っていました。
この物売りの人達はしつこくはなかったです。
でも…、
雨の中、傘をさして歩いている私に 『傘はいかが?』と勧められたのは
『なんでやねん』と思わず笑ってしまいました。(*^_^*)
ドゥオモ側から見た前の広場
この時間はもうドゥオモの中の見学ができないので、食事をすることに…。
どこも予約をしていなかったので、ドゥオモ横のデパート・リナシェンテの最上階にある
ピッツェリアへ行きました。
言葉が通じるか?きちんと注文できるか?が不安でしたが、
お店のお姉さんがとても親切で助かりました。
イタリア語のメニューとにらめっこをしながら、なんとか理解できた
前菜のカプレーぜと、ピザを2種類とフレッシュジュースを2つ頼んだら、
お姉さんがメニューを指さしながら、流暢な英語で何か言っているのです(^_^;)
指をさしているところを見ても、理解できる単語がなくて、
なぜそこを指さして、何を言っているのかもわからなくて………
でも、何度も丁寧に同じことを言ってくれているようなので、
よ~く聞いていると、お姉さんの言葉の中に『same』と 『two』と『pizza』があって、
ジェスチャーから伝わってくるのは、
『それを注文するのであれば、こっちのセットにした方がいいわよ!
こっちは前菜とピザ2種類とドリンクのセットだから同じものが食べれてこの値段だから
単品で注文するよりとてもお得よ!』
と言っている気がしたので、ニッコリとうなずいてみました。
半信半疑で待っていると、最初に注文した通りのものがちゃんと運ばれてきました。
カプレーゼの真っ赤に熟したトマトも、ゴロンと大きなモッツァレラチーズも、
大きなピザも、とても美味しかったです。
料金も、お姉さんが言ってくれたようにお得なセット価格でした。
親切に一生懸命に教えてくれたお姉さんに感謝です☆
このお店で写真を撮るのを忘れたことをすごく後悔しました(T_T)
食事が終わって外に出ると夜景が綺麗です。
また今から地下鉄に乗ってホテルに戻るのですが、
この時点で午後10時半。
この時間に地下鉄に乗っても大丈夫なのかな?と少し緊張しましたが、
地下もホームも電車内も平和な感じで、安心して戻ることができました。
翌日は、またドゥオモに行って、教会の中の見学予定だし、
イタリアでの初めての朝食も楽しみなので、ワクワクです。
つづく…