ミラノ最終日の3日目は、インテル対パルマのサッカー観戦のため、
サンシーロスタジアムに向かいました。
地下鉄で LOTTO駅まで行きます。
LOTTO駅に着くと、前日にお世話になったインテルショップのお兄さんに会いました☆
駅の近くのシャトルバス乗り場まで少し歩きます。
周りは、かわいいサッカー少年とそのパパさん達がたくさんいました。
シャトルバスの一番前の乗り口から、一番最後に乗ったのですが、
サッカー少年やパパさん達が中の方に詰めて乗ってくれていたため、
私達のまわりだけゆったり広々としていました。
サンシーロが見えてきました。
イタリア最大のスタジアムだそうです。
自分達の座席に進むゲートがわからず、警備の人に聞きました。
… 聞いたというより、『 (^^)/ スクーズィ (すみません)』と声をかけて
チケットを見せたら、指をさして教えてくれました。
座席を探してたどり着くと、なぜかもう誰かが座っていました (*_*;
私達が間違えているのか?と自信がないので、
後ろの列に座っていた男性に聞いてみることにしました。
またまた、
『 (^.^) スクーズィ(すみません) 』と声をかけて、チケットを見せながら
座席番号を指さしただけですが…(^^ゞ
その男性は座席番号を確認してくれて、私達の座席を指さしてくれたのですが
やっぱり誰かが座っています。
男性はそれを見て、“ あらら~困ったもんだね!でも君達の座席で正解だよ!”と
いう表情とジェスチャーをしてくれたので、
自信を持って私達の座席に座っている人達に近づいて、
『スクーズィ』と声をかけてチケットを見せると、
そそくさとどこかに行ってしまいました。
それを見ていたさっきの男性が、ニッコリと 『よかったね!』 という表情で
うなずいてくれていました。
いよいよキックオフです!
せめてここに長友選手に座っていて欲しかったな~。
声援の音量がものすごく大きくてビックリです。
この日のスタジアムは、空きも多くてサポーターの数もそれほど多くはないのですが、
イタリア人1人1人の声のボリュームが大きいようで、
一斉に声を出すとものすごい迫力です。
私達は1階にいたので、地鳴りがするような…天が唸りを上げているような…
ものすごい感覚に包まれて感動でした。
でも、試合中、ミスが続く選手には容赦ないブーイングです。
この日、某選手が絶好のチャンスでミスをしたり、シュートを外したりが続き、
どんどんブーイングが大きくなっていきました。
さらにミスが重なっていくうちに、その選手へのブーイングの嵐で、
私の前に座っていた御婦人は、怒り狂ったように選手に怒鳴っていました。
すると、前方の人が振り返り、御婦人に向かって、
『そこまで言うことはないだろう!』と言う感じで怒り始め、
お互いに大きなジェスチャーですごい口げんかになっていました。(゜o゜)
どちらもインテルファンなので、愛するがゆえ…のケンカですね。
結局、某選手は交代になったのですが、その時にはスタンドから喜びの拍手が
起きていました。
後半にインテルに1点が入ると、歓喜の嵐で、
私が 「やった~~! と」喜んでいると、近くにいたイタリア人の女性は、
私のポーズが珍しかったようで、私と同じポーズを真似してうなずいてくれて、
大喜びしあってすごく楽しかったです☆
サッカーが大好きで、応援しているチームを愛していて、
感情や言いたいことがはっきりとしているイタリアらしさが
ひしひしと伝わってきました。
長友選手はこんなすごい環境の中でプレーをしていて、
信頼を得ていることが本当にすごいことだと思いました。
試合は1-0で終了。
試合が終わるとみんな帰るのが早くて、私がのんびり写真を撮っていたら、
あっという間にスタジアムはガラガラになっていました。
帰りはシャトルバスがないので、Lotto駅まで歩きます。
もうすでに歩いている人もほとんどいなくて、
後ろから来た人もあっという間に抜かしていって、みんなどうしてそんなに早いのだろう?!
私がのんびりすぎるのか … (^^ゞ
この辺りは高級住宅街なので、キョロキョロ見学をして、
【もし私がここに住んでいたら、どんな感じだろう?】と妄想をしながら歩いて
楽しかったです☆
この後ミラノ中央駅に戻って、
翌日ベネチアに移動するための駅の下見と夕食です。
つづく …