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クライアントさまからのメール(114)

クライアント様からいただいたメールを了解を得て紹介させていただいています。

 
 
N 様 (40歳代 女性) 【クライアントさまからのメール(109)の方です】
  

年齢退行療法のあと、アトピーが悪化したことはお伝えしたと思うのですが
正月の旅行のときに いったんおさまって助かった~と思っていたら
その後 約4ヶ月くらい、いまでにないほどのアトピーの酷さで苦しみました。
薬もまったく効かなくなって。
どこの皮膚科に行ってもダメで、大変でした。

顔や耳からリンパ液が出て止まらないし 腫れ上がるし、
体のほうは 特に夜寝ている間にひどく掻きむしってしまって 朝起きると傷の痛みで毎朝泣くくらい。それで、怖くて夜は寝られなくなっていました。
薬が効かないので 知り合いに紹介してもらった漢方の薬局にいきましたが、高価すぎて 三ヶ月くらいでお手上げ。

それで、四日市病院の皮膚科に行って(たしか 以前は 外来はやってなかったと記憶してたのですが)
数ヶ月 ステロイドを抜いたこともあって、やっと収まりました。

自分では、
自分自身を醜いと思っていた気持ちが これほど強烈なものだったのか、と感じてます。

そのアトピーのひどい最中の3月から
私は息子の学校の地区役員(=選挙管理委員も兼任)になっていたので
外に出られる姿じゃないけど、髪の毛いつもきっちり結んで前髪も上げ(髪の毛の刺激がつらいので)顔はマスクをした姿で、
洋服の刺激もつらいので オシャレをするどころではなくて 着られるトップスと着られるパンツをなんとか身につけて、という状態で
何度か 学校や 役員の打ち合わせに出かけなければいけませんでした。


だけど
昔は
アトピーがひどくなると
私自身の人間性から何から全てがみっともないと思われている気がして
周りからの目が怖かったけど

私は このとき、
たぶんそこに線引きができていきつつあったのか
体調のことは体調のこと、と
体はつらかったけど 気持ちは堂々と出かけていました。

ちょうど 年齢退行療法を受ける少し前に、たまたま知り合った方のわくわく講座というものに参加していて、
私が年齢退行療法を受けたこともFacebookで書いたのを、昔からの数少ない友人や 新しく知り合った方にも共有してもらったというか
年齢退行療法で感じたことを書くことによってさらに手放せた感覚がありました。

その後の変化はめまぐるしくて

大変だったのは、PTAでの毎年の役員選出方法のやり方があまりにも強引だったので、選挙管理委員になっていた私は そこで1人で戦ったこと。

役員を断るためにはプライバシーに関わることでも 必ず書いて提出しなければならない決まりや、その情報を 十数人で共有して審査する決まりなどについて、アトピーのひどい状態で 孤軍奮闘してました。
離婚や 子どもの障害のことなどを書かなければいけない人もいて、そんな繊細な問題を、いくら選挙管理委員会とはいえ十数人もの父兄が安易に情報共有すべきでない、と訴えて、市や県の教育委員会にも プライバシー保護の観点から せめて学校長にはそれを安易に許してはいけないと伝えて欲しい、ともお願いしました。
そのときは、もう、人からどう思われようが 譲らない覚悟ができていました。ここが私の大きな変化です。
そりゃもう、めんどくさいことを言い出した人がいる、って感じで、はじめは選挙管理委員の他の父兄からは かなりキツイ言葉もいろいろ言われました。
が、最終的には、校長も教頭もPTA会長も協力してくれる側になり、選出の仕方を変えることができました。


そこからあとは、いいことばかりが次々と起きて、いまだにそのスパイラルがおさまらない感じです。

まず、不登校気味の娘がいる以上 私は外に働きに行くことは無理だと思っていたのに(しかも40才ともなると、働くとしても事務の仕事なんて無理だと思い込んでいたのに)、
娘のことをよく知っている人の会社で急に事務員を募集することになり、勤務先も10分という近場で、娘のことを優先させていいから、午前中だけでもいいから
というありがたい条件で お話をいただきました。
 

新しい職場は、びっくりするくらいいい人ばかりで、そのご縁はもう奇跡としか言えないくらいです。
それでも、行き始めて1週間から10日くらいたった頃から、またぞろ 私の対人恐怖症みたいなものがむくむくと頭をもたげてきました。
そんな頃に たまたま知り合った人が手相リーディングなどをやっていて、自分の胸に手を当てて 自分がいちばん人から言ってもらいたい言葉を毎日自分に言ってあげる、というワークを教えてくれて
毎日、ちょっと怯えながら通勤する車の中で、私はみんなから好かれている、みんなから必要とされている、と自分に言葉をかけてました。

息子の野球のママさん同士の付き合いでも、私はその前まで ホントに気を遣って気を遣って、試合の応援に行くのも辛かったんですが、
毎回 同じように 自分に声をかけて出て行くようにしました。

そしたら、これまた不思議なことに
息子が ものすごい活躍をするようになり、試合中もよそのお母さんたちが「☆☆☆くん、すご〜い❗️」といいプレイがあるたび 一緒に喜んでくれるので、
前とは全然変わって 私も 一緒にはしゃげるようになりました。

で、上に書いたとおり 新たな職場に行き始めたこともあって(車の修理や販売や保険などをやっている会社なので お客さんとも毎日接する)、
綺麗な自分でいたい、と思うようになって
思い切って 髪をバッサリ短くして。

そしたら、会社の人たちも、野球のお母さんたちも、
イメージが変わった、すごくいい雰囲気になった、と
すごく褒めてくれました✨

年齢退行療法を受ける直前に知り合った アクセサリー作家さんがいるんですけど、
その方の作るパワーストーンのアクセサリーがとても素敵で、
それらも、気にいるのがあるたび 少しずつ買ったりして、会社にも毎日つけていて。
今までは マニキュアも 渋い色のものしか買ったことなかったけど(しかもホントにたまにしか買ったことない)、何となく惹かれて ブルーグリーンの明るい色のものを買ったりして、足の爪はいま それを使っています。
サンダルを履く時に、すごく元気がでます💕

で、自分が 自分の人生に自信が持てるようになってきたのが 本当に実感できるんですけど
それが次々と不思議なスパイラルを起こして、
もう全部書いたら 書ききれないんですけど
わくわく講座で出会った人たちは素敵な人ばかりなのに、
そういう人たちが、 私と一度ゆっくり会って話したい、と次々と声をかけてくれるんです。
この間も ある映画の上映会でお手伝いをしていたら、わくわく講座で知り合った人たちが何人かの人が、それぞれに(みんな バラバラで知り合ってて、グループじゃなくてそれぞれ単独の人)
わー、会いたかった✨ とにかく息子さんの野球が落ち着いて時間できたらランチでも一緒に行こうよ〜💕と
飛びついてくれる勢いで(で、私も同じような勢いで喜んでるんですけど)。
それが、今の私は、素直に受け取れるんですよ。
私なんて…って思ってなくて。

この間も、前に知り合ってて 、私はなんかこの人好きだな〜って感じてた人が、
逆に向こうから どうしても連絡取りたい、とFacebookに自分のメルアドまで書いてくれてて、
そしたら、私のFacebookの普段の投稿を読んでて、それでなぜか自分の悩みをどうしても私に相談したい、と言って。
その人、仕事がら素敵な知り合いもものすごくたくさんいて、それでも なかなか人には自分の悩みを打ち明けられなくて、それで私になら話せる、と思ってくれたらしくて。

というのも、これもまた 私の変化が大きく現れてるんですけど
この間、うちの息子が 学校で孤独で学校に行きたくない、と打ち明けてくれたことがあって
そのときに、私は じっくり話を聞いて 「いいよ、自分が休みたいと思った時は自分で決めていいからね」と返事をした上で、
私自身も子供の頃から最近までずっと人付き合いが下手で浮いてて、だけどこの歳になって 急に素敵な友達がたくさん増えてきたことを子どもに話して、
必ずあなたたちにも親友ができるって自信を持って保証するからね、と子どもたちに伝えたんですね。
それと、私の最近のことも子どもたちに話して、自分には素敵な友達ができる、自分はみんなから必要とされてる、と自分に宣言すれば、人には考えることを実現させる力が備わっているから 必ずそうなるよ、とも話してて。

前の私は 子どもにそういうことがあると、子供の前では 大丈夫だよ、と必死に声をかけながら 自分がすごくつらくなってたんですけど
今は、子どもたちのこともきっと大丈夫だ、と自信を持っていて、
必ず幸せになれる、と思ってるんです。

そんなことをFacebookにも書いてて、
そしたら知り合いの人たちが みんな応援のコメントをくれていて、
なんと そのわずか3日後から、うちの息子が同級生に授業後誘われて遊びに行くようになって、息子が学校を風邪で休んだ日ですら 数人で「☆☆☆、まだ治らない?遊べない?」と呼びに来てくれるように。

しかも、そのあとの週末、
以前はバスケでいじめられてやめた息子は、今は野球をやってるんですけど(でも野球も、周りのみんなよりずいぶん遅くに入ってるので、人数が少なくなかったらそもそもレギュラーになれたかどうかも怪しかった)、ここらでは有名な弱小チームだったのに
なんと大きな大会で優勝して、県大会に出場が決まったんです。
しかも、準決勝ではものすごく苦しい展開だったのに、息子の大きなタイムリーで先制点を入れて、ピンチの時にも息子がアウトを取ったりして、バスケの時には考えられなかったような大活躍で、そのまま決勝でも大活躍。
ものすごい奇跡が立て続けに起こったんですよ。

私は、そんな場面で活躍できる子は親も幸せだろうなぁと前は思ってて、でも、うちにはそんなこと有り得ないって思ってました。
だけど 少し前から ちょっとずつヒットを打ったり 守備でもそれなりに活躍できるようになってきていて、
この準決勝の日、朝から息子と「今日はガンガン打つぞ!守備もバッチリだ!☆☆☆がヒーローだ!」と一緒に大声で唱和して送り出したんです。
準決勝の苦しい展開の中でも 私は必死に
勝って喜んで泣いてる自分を想像してて、☆☆☆がヒットを打って喜んでる姿をずっと思い描いてました。
そしたら、まさにその通りの展開になって、私は勝った時 本当に泣いてました。
優勝祝賀会では、最初に乾杯したあと、あらためて最後に 指導にあたっているお父さんたちが「☆☆☆の活躍に乾杯‼️」と言ってみんなで乾杯してくれて。

私がFacebookに書いていたのは
だいたい そういう子どもたちの出来事や、それに対する私の気持ちだったんですけど
それを読んだ人たちが 次から次へ、私と会って話したい、と言ってくれるように。

でね、気がついたら
もう3ヶ月以上にはなるかな、
私、息子に対して まったく怒鳴っていないんです。
全然腹が立たないんです。
息子がやってることは 前とは変わらない。
野球の後 帽子も洗濯に出さずに放りっぱなしでも「おーい、くっさい帽子で試合に行く奴はどこのバカ息子だ〜?」とふざけて声をかけるだけだし
それこそ 準決勝&決勝の日なんか
集合場所についてから あっ!ユニフォーム忘れた!とか言い出したんですけど
私は「さすがみつき‼️」と爆笑してしまい、
以前ならキレてたはずなんですけど
今はゆとりがあって、冗談になるんです。
手を挙げるってことまで遡ると、もう いつ以来そんなことが起こっていないか 覚えてないくらいです。
これって、すごいですよね。


さっきもチラッと書いた、私がお手伝いをしてた映画の上映会っていうのは、かみさまとのやくそく っていう映画なんですけど
ドキュメンタリーで、
その中に インナーチャイルドの癒しのワークをやってる場面があって、私も映画を見ながらひそかに一緒にやりました。
そしたら、私のインナーチャイルドは、私が ごめんね、も、ありがとう、も言う暇もなく、
にかーって笑って 楽しいよ❗️幸せだよ‼️と私の首のあたりに飛びついてきました。
すごく驚いたんだけど、でも自分でも納得できました。

何が書きたかったのか、長くなりすぎてよく分からなくなっちゃったんだけど
とにかく ものすごいスパイラルが起きていて、旦那さんも「お前、本当に最近 子どもに怒らんくなったなぁ」ってしみじみ言われたりもして(旦那さんは相変わらず子どもに怒ってる 笑)、
毎日 楽しいので ますます自己嫌悪がどこかへ消えて行って、
自分の人生がやっと自分のものになりました。

ついこの間は、20年ぶりにピアスの穴も開けましたよ😊


あっ!あと
家じゅうの不用品も 徹底的に処分しました‼️
いらない大きな家具も 業者に回収してもらって、納戸からクローゼットから何から、不用品を徹底的に捨てました。子供部屋も分けたので、息子の野球シーズンが落ち着いたら、気にいるような 子ども用の机と ベッドを購入する予定でいます。
この間は 外装業者のところへふらっと立ち寄って、ジャングルのようになっているお庭を綺麗にしたい、と相談もしてきました。

私の 何十年という人生で積もり積もった不用品を、精神的にも物理的にも手放している今です。

私、佳里さんとの出逢いは私にとって必然だったんだ、と、とても感謝しています。
年齢退行療法は もしかしたらこれからは必要ないかもしれないけど、
でも前世療法はまた必ずお願いしようと思ってます。
佳里さん、ありがとう。
すごくすごく幸せです💕


*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。..。:*・゜゜*・゜゜・*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜
 

(*^_^*) Kaori

  
とても素晴らしい変化が起きていっていますね!

インナーチャイルドが癒されると、その自分に必要なことが起き、それによってさらに癒しや気づきがどんどん広がっていきます。

子供の頃の自分の心の傷が深い人ほど…、また、その傷に気づかずにいたり、我慢をして生きてこられた人ほど…インナーチャイルドの抑圧は大きいので、それが解放されると、大きな癒しが起こります。

Nさんが勇気を出して年齢退行をして、自分の心の奥=インナーチャイルドと向き合い癒したことで、その自分に必要な方向に進み、素晴らしい変化が繋がっていっていますね☆

PTAでの役員選出のことも頑張りましたね!
そこを奮闘して改善できたことも、実は、無意識のうちに、インナーチャイルドの癒しに繋がっているのですよ(*^^)v

子供の頃のお母さんが、自分を思い通りにしようとしてきた…という過去(潜在意識の中の記憶)があるので、PTAの件のように理不尽なことに無理に納得することはできないと思います。

でも、子供の頃にお母さんにわかってもらえなかった記憶もあるため、大人になってからも何か理不尽なことがあっても「わかってもらえない」と感じたり、わかってもらえるような行動が上手にできなかったりもします。

それが、セラピーで過去の記憶に戻って、子供の頃の自分=インナーチャイルドがお母さんに対して立ち向かってみたり、そんな自分に寄り添ったり共感したことで、心の奥の感覚が 『わかってくれる人がいた』 『わかってもらえた』というような新たな感覚に変わります。

その新たな自分が、理不尽なことに出会った時、以前の自分とは違う対応ができるようになります。

だから、NさんがPTAの問題に直面した時に、今までとは違う感覚で対応するとことができたことは、「インナーチャイルドのNちゃんがお母さんに立ち向かうことができて、わかってもらえた!」というところに繋がる無意識の自己セラピーになってもいます☆


それから、「自分の胸に手を当てて 自分がいちばん人から言ってもらいたい言葉を毎日自分に言ってあげる」という素敵なワークは、年齢退行療法のセラピー後にお勧めさせていただいた「自分の胸の中にいる小さなNちゃんに言ってあげたいことを話しかけてあげて☆」というのと同じですね (^_-)-☆

自分の胸に語りかける…胸の中のインナーチャイルドを誉めたり励ます=自分の心に伝えている状態ですね。

年齢退行で、小さなNちゃんとお話したり癒して自分の胸に戻すと、その後は、自分の心とお話したり、励ます感覚が上手くなりますから、Nさんはそれがとても上手にできている状態ですね!

自分が癒されて変化すると、その自分が無意識に必要な方向に進み…更にその自分に必要な人と出会い…さらに気づきや癒しが増え…またその自分に必要なことが起き…、さらに癒され…とHappyなスパイラルが続きますからね☆

でもインナーチャイルドが傷ついたまま我慢したままだと、この逆の負のスパイラルが続いてしまいます。

だから、NさんにHappyなスパイラルが起きていっているということは、とても上手にインナーチャイルドを癒せたということです(拍手!(*^_^*) )

インナーチャイルドの小さな自分が、にかーっと笑って楽しい幸せ!と言っているということは、自分の心がその状態だということです(*^^)v

とても素晴らしいです!

そんな自分と胸の中のNちゃんを誇らしい気分でいっぱい誉めてあげてくださいね☆


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2014年10月05日 11:15に投稿されたエントリーのページです。

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