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クライアントさまからのメール(67)

クライアント様からいただいたメールを了解を得て紹介させていただいています。

 

Aまより(30歳代女性)【年齢退行療法】****************
 
 
 
早川先生、こんばんは。

先月の27日にお世話になった〇〇市のAです。

覚えていらっしゃいますか?


先生に退行療法をしていただき、色々と変化があったので

ご報告とお礼をしたくてメールさせていただきました。


退行療法のときは自分でも思っても見なかった厚い壁があり

先生の手を煩わせてしまいましたね。

正直に言って、自分にトラウマがあるとは思っていませんでした。

「主人に対する対処方法のヒントが見つかれば良いかなぁ」くらいの気持ちで

申し込んだのですが・・・


家に帰ってからどんな感じだったのか主人に話しました。

私が寂しく思っていることもそのまま話しました。

「で、どうしたいの?どうしてほしいの?」と聞かれたので

「私はもっといちゃいちゃしたいの!!!」と言ってみました(笑)

言ってみたらとてもすっきりして、気持ちが軽くなりました。

口に出すって大切なことだなと実感。

仕事では偉そうに「口に出すと楽になることもありますよ」なんて言っているん

ですけどね。


主人へのイライラは不思議なくらい無くなりました。

今まで感じていたイライラや不安が、本当は主人に対するものではなく

自分のトラウマから来るものだというお話をしていただいたからだと思います。

そのためなのか、以前に比べて主人の優しさがとても身にしみるようになりました。

本当に素敵なことだと思います。


主人の優しさがうれしいことを素直に口に出すと、主人も嬉しそうです。

今まで主人に優しくなかったことを大反省です・・・


心残りは小さなAちゃんのことです。

いつか小さなAちゃんがにっこりと笑ってくれるといいなと思います。


あれから少し昔のことを思い出すことがありました。

そういえば私は昔父が苦手でした。

よく分からないところでスイッチが入って、すぐ怒鳴るし、

何よりも無意識なのかは分かりませんが舌打ちがとっても嫌でした。

交替勤務だったため、昼間寝ていることがあり

静かにしていないと怒られるという思いもあったと思います。


なんで忘れていたんだろう、と驚きました。

こういうことの積み重ねが私のトラウマなのでしょうか?

こうやって少しずつ思い出していくことで壁が薄くなっていくのでしょうか?


いつになるか分かりませんが、次回のセラピーが楽しみです。

自分が見たくなくて隠しているものを見るのが楽しみって言うのは

おかしな気がしますけど、やっぱし楽しみです。


とりとめのない文章になってしまいましたが

何よりも主人との距離が以前より近くなったことがとても嬉しく

感謝でいっぱいです。

本当にありがとうございました。


とても大変なお仕事だと思いますが、先生もお体に気をつけて

頑張り過ぎないように頑張ってくださいね。
 
 
*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。..。:*・゜゜*・゜゜・**・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜


 
                                                                             
      (*^_^*)  ご主人に対して、寂しかった素直な気持ちを
          お話できたこと…
          そして、それによってご主人が「どうしたいのか?
          どうしてほしいのか?」を聞いてくれたこと…
          それに対して、Aさんが“どうしたいのか”を
          言えたこと… 素晴らしいと思います。
          Aさんの「いちゃいちゃしたいの!!!」という言葉
          素直で可愛くてウルッと感動しました。
          男の人と女の人の聞き方、受け止め方には違いがあって
          女の人が、自分の気持ちを一生懸命に伝えようとして
          自分がどんな気持ちでいるのかを話せば話すほど…、
          男の人にとっては、何が言いたいのかわからず、
          自分は責められていて、嫌われている気分になることが
          多いのです。(^^ゞ
          だから、“どうしたいのか、どうしてくれたら嬉しいのか”
          を話すことが大切ですね。
          お父さんのことを自然に思い出してきてみえるので、
          壁が取れていっている状態です。
          今まで、嫌な記憶を思い出さないように、無意識に壁を
          作っていたのですが、その壁が取れていくことで、
          無意識に封印していた記憶も出やすくなり、それによって
          解放がしやすくなります。
          “見たくなくて隠しているもの”があるのであれば、
          それがなんなのかがわかって、それを解放していくのは
          楽しみですね。
          壁を取って解放していけば、インナーチャイルドの
          小さなAちゃんは、笑ってくれますからね(*^_^*) 
                   
           
                     

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2010年02月04日 13:55に投稿されたエントリーのページです。

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