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潜在意識の力【事故編】(^^ゞ

みんなが誰でも持っている潜在意識は、自分自身が“見たもの、聞こえたこと、
考えたこと”などに対して、それに関係する“感情、感覚、記憶、想像”などを
自然に湧かせてきます。

たとえば、ケーキが好きな人が、ケーキ屋さんの前を通りケーキを見た時は、
“おいしそ~!食べたいな~!急にお腹が空いてきた!”などの感情や感覚
が湧き、自然と笑顔になっていたり、口の中にケーキの風味を感じたりします。

でも、ケーキが嫌いな人が同じ場面にいると、全然別の嫌な感情や感覚が
湧いてきます。
あるいは、ケーキ屋さんが眼中にすら入らないのかもしれません。

会社でひとりの上司の言葉や態度に対して、“嫌だな…恐いな…イライラ…
ドキドキ”などの反応が出る人もいれば、特になんとも感じない人もいます。

そんな風に潜在意識は、その時々に反応して、その人の心の中にあるものを
自然に出してきます。

そして、潜在意識は、口にした言葉や、思い描いた事に向わせようとする力も
あります。
(ただ、本当の気持ちの中にそれを否定していたり、信じていないと、なかなか
そうはなりません。)

ポジティブな言葉を口にしたり、思い描いていると、そのポジティブな方に向わ
せ、ネガティブな言葉を口にしたり、思い描いていると、ネガティブな自分を作り
出してきます。

だから、いつもポジティブな言葉を口にしている方が絶対に良いのです。
人は、それぞれについつい無意識に言っている、口ぐせがよくあります。

その口ぐせの中にネガティブなものがあると、自分自身はもちろん、家族や
周りの人にも聞こえ、潜在意識からその反応を出させてしまいます。

その口ぐせに気がつけるといいなと思います。

せっかくなので、ポジティブな口ぐせで、自分にも周りにも素敵な反応
を出せるようにした方がいいですね。(*^_^*)


★ただ、ポジティブな言葉を口にしたり、思い描こうと思っても、なかなかできな
かったり、強い違和感がある場合は、潜在意識の中にネガティブな原因となるもの
が入ってるので、それを発見し解放できると良いです。

私自身の話ですが…、
ずっと以前に、いろんなストレスを抱えていた頃、大きな追突事故を起こしてし
まったことがありました。

ある用事のために、車を運転して、家から50kmほどのところに出かけた時の
事です。

用事を済ませ、車に乗る前に遠くに見える山の景色や夕焼けを見た瞬間に
なぜかふっと “きれいな夕焼けだな…なんか家に帰りたくないな…でももうどこ
にも帰る所がない…” という感じの感情が湧いてきたのです。

でも家に帰るしかないので、私は車に乗り、50km先の家に向って走り出しま
した。

10分ほど走った頃に、『次の交差点で曲がるべきか、真っ直ぐ行くか…』を
ほんの一瞬考えてカーナビに目を向けた時に、信号で止まっていた前の車に
そのまま追突してしまったのです。

ものすごい衝撃に、私は何が起きたのかわかりませんでした。

私の走っていた道路は山あいで交通量が少なく、さっきまで私の周りには
一台の車も見えていなかったので、どうして一瞬にして前方に車がいて、
追突をしたのかが理解できませんでした。

相手の方にも自分にも大きなケガはなかったものの、大変なご迷惑をかけて
しまいました。

事故処理が済み、関係した方がみんな帰られた後も、大破した自分の車では
まだ約50kmもある距離を帰ることができず、その暗い山あいでポツンと、夜の
11時半まで家族の迎えを待つ事になり、やっとの思いで家に帰ったのは真夜中
の午前1時半でした。

その頃は本当にそのあり得ないような事故が理解できませんでした。

そののち、心の問題と向き合い、潜在意識のちからや特徴を知って、その事故
が起きた原因がわかったように思いました。

私は家に帰る前に湧いてきた“家に帰りたくない…帰る所がない…”という感覚
を、潜在意識がそれを叶えるために、自分では考えられないような事故を起こし
たのかもしれません。

最近読んだ本【もう一人の自分とうまく付き合う方法 石井裕之 著 】の中に
『彼女の事故の理由』という石井氏の知人の事故の話が書かれていて、私の
事故の件と似ていて、“なるほどな~、やっぱりか…”とあらためて思いました。

潜在意識自体がカーナビと同じで、“どこに向かいたいのか”(どんな自分に
なりたいのか)ポジティブな設定をしっかりして、潜在意識の力を幸せな良い方
に使った方が絶対に得だと思います。(*^_^*)


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2008年02月08日 15:25に投稿されたエントリーのページです。

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