今日はいよいよ最終日。
午後3時頃にはイタリアから日本へ飛び立ちます。
その前に、コロッセを見学です。
地下鉄に乗って、テルミニ駅から2駅目がコロッセオ駅で、
駅を出るといきなり目の前がコロッセオです。
チケットを買う人の行列ができています。
が、(^^) 私達はローマに来てすぐに【ローマパス】という
地下鉄・市バス乗り放題&博物館など2つまで入場無料&その他もろもろお得なパスを
コロッセの中へ… ドキドキ…
正面に十字架がありました。
このコロッセオ(闘技場)では、命をかけた剣闘士の戦い、猛獣同士の戦い、
人と猛獣の戦い、公開処刑などが行われた場所なので、
十字架の意味がとても重く感じられました。
でも、当時の人は、その残酷な光景を娯楽として見学しながら、食事やお酒を楽しんだそうで…
私にはまったく考えられないです… (*_*;
そういえば、以前セラピーに来て下さったクライアント様が、前世療法で、
『 このコロッセオで、意に反して戦わされることになってしまい、観衆の前で命を落とした前世 』 を
催眠状態で克明に話してくださった方がみえました。
実際にコロッセオに来てみたら、その方の話していたことが、よりひしひしと伝わってきて
切ないような複雑な気持ちになりました…。
コロッセオから見えるフォロ・ロマーノ
コロッセオの隣のフォロ・ロマーノへ向かいます。
フォロロマーノの入口
コロッセオの入口付近に行列が見えています。
いろいろな遺跡があります。
これらの遺跡が2000年以上前に作られた都であることや、
当時日本は縄文・弥生時代だったことが衝撃的な驚きです。
縄文時代の住居の造り方は、なんとなく想像できるのですが、
この遺跡の巨大で精巧なものは、重機のない時代にどうやって建てたのだろうか?と
感動と不思議な気持ちでした。
そろそろテルミニ駅に戻ろうと歩いていると、不思議な人が…
片手で持ち上げた棒の上に人が座っている・・・・・???
どういうカラクリなんだろう? と見入ってしまいました。(^^ゞ
ホントにパワー?!
荷物を預けてあったホテルに戻って、いよいよシャトルバスで空港に向かいます。
ローマ・テルミニ駅前から空港行きのバスにはいくつか種類があるようでしたが、
ちょうど目の前にいたバスに乗ることにしました。
一応、運転手さんに『エアポート?』と聞くと、運転手さんはうなづいて、
指でクル~ッと輪を描きながら何かを言ってくれています。(たぶん英語)
聞き取れたのは、『 Downtown 』、『 Around 』、『 Fifty Minute 』
(^^?… ダウンタウンを回りながら50分で空港に着く…ということかな!
ということで乗ってみました。
バスは無事に発車して
何度もマクドナルドに見間違えたメトロの看板やイタリアの街とお別れです。
窓の外に別のバスが。
本当は、このノンストップのシャトルバスに乗りたかったのですが (^^)
私達のバスは街の中をグルグルと走り続けて時間が経っていき、
なんだか空港に向かっているようには感じられなくなってきました。^^;
すると周りに座っているいろんな国のみなさんもザワザワとし始め、
『このバス空港行きじゃないの?!』という雰囲気になっています。
そんな時、誰かが後ろから私の肩をポンポンと叩きました。
振り返ると欧米系のご夫婦で、奥様の方が英語で私に質問しています。
(◎o◎)! 私に聞く? Oh my god!
『このバスは空港行きよね?』という感じのことを聞いているように思ったので、
私は、運転手さんがしてくれたように、指で輪を描きながら
『 Yes ! … Station… Downtown… Around… Fifty Minute… Airport 』 と
バラバラの単語で答えてみました。 (^^ゞ
すると、奥様は「 Fifteen ? 」と聞き直してこられたので、自分の発音の悪さに焦りつつ、
ジェスチャーで5と0をしながら、Fiftyと答えると、
奥様は「そうなのね!」という感じで納得してくださいました。 ホッ (^^)
最後の最後に、またまたジェスチャーと簡単単語で通じたことが嬉しかったです。
バスは概ね50分ほどで空港に着き一安心。
私が乗る飛行機のキャビンアテンダントさん達。
飛行機は1時間遅れで離陸。
少しでもイタリアに長くいられるので、その遅延の時間が嬉しかったです。
ホントにホントにイタリアとお別れです。(^.^)/~~~
ローマの町並が綺麗です☆
経由先のドバイが見えてきました!
そして無事に帰国しました。
今回、すべて自分で手配をする個人旅行で、言葉もわからない国に出かけてみて感じたことは、
やってみればできるもんだな~ということ。
言葉ができなくても、思いは通じるものだな~ということ。
でも、言葉がたくさん話せたら、もっともっとさらに楽しいのでしょうね☆
そしてなにより、地球には素敵ないい人がいっぱいいるということです。
本当にイタリアのたくさんの人に助けてもらって心から感謝の旅でした☆
PS. 年内に書き終えて一安心です。