最近、私は 『自分の楽しみにしている予定や、願っていることを人にあまり話さない』
という傾向があることに気がつきました。
今までそんなことを意識したこともなく、その傾向があるとは思っていなかったのは
それによって特に困ったことがなかったからかな~と思います。
よく考えてみると…、そういえば昔からそういう傾向があり、
“ 楽しみにしていることを人に話すとその楽しみなことが悲しい結果になる ”
“ 願っていることや予定を人に話すと叶わなくなる ”
“ 楽しみなことをあまり楽しみにしすぎると残念なことになる ”
というような思いがあって、その楽しみな予定が無事に済むまでは、
あまり人に話したり、予定を楽しみにし過ぎないように…冷静に…
としてきたことに気がつきました。
(・・? でも、 どうして?…いつから?…私はそうなっていたのだろうと
気になり始めました。
頭で原因を “アレかな?”、“コレかな?” と考えてはみたものの…ピンとこなくて、
“ よし!潜在意識に問いかけてみよう!” と自己催眠で探ってみることにしました。
催眠状態に入っていき、“その原因がわかる子供の頃に戻っていくように”と
年齢退行をしていきました。
(゜o゜)すると原因となっていたことが浮かんできたのです!
それは、私が6歳か7歳の頃のことでした。
ある日、父と母と弟と私の4人で養老の滝に出かけることになりました。
私は、お出かけ用のワンピースに着替え、家の外で家族が出てくるのを
待っていました。
その時に、隣の家の姉妹が出てきて「どこかに行くの?」と聞いてきました。
私は「滝に行くの」と答えました。
そこで私の家族が家から出てきたのですが、
私達家族をうらやましそうにみているその姉妹に母が気づき、
私に対して「どうして滝に行くことを言ったの!!」と叱りました。
そして、「あの子達に言ってしまったからには、あの子達も連れていってあげなくては
いけない」 と、母は隣の家に入っていき事情を話して、その子達も一緒にいくことに
なりました。
その姉妹が準備をして出てくるまでの間も私は母から
「なんで余計なことを言うの!あなたがいらんことを言うから連れて行くはめになったじゃない!
調子に乗って早くから外に出てるからそんなことになるんでしょ!」
と叱られていました。 (滝に着いてからも、そして家に帰ってからも言われていたと思います)
その当時、まだ車を持っている家庭が少なく、私の家にも車がなかったので、
父が自分の弟から車を借りてきてのお出かけでしたし、
私は弟と5歳違いで、当時弟はまだ1歳代なのであまり出かけることが少なかったので
家族で養老の滝に出かけることは私にとってとても楽しみだったのだと思います。
それが、その姉妹に話してしまったことで、私はとても悲しい気持ちでいっぱいになることに
なってしまったのです。
滝に向って車で走っている時も、隣で一緒にその姉妹が座っていることを
“どうしてこの子達が一緒にいくのだろう?”
“お母さんはなぜこの子達まで連れて行くのだろう?”
と不思議な気持ちと、とても寂しい気持ちでいっぱいでした。
その姉妹(私より2歳上と1歳下)とも、たまには遊ぶけれど、
一緒に出かけるほど仲良しなわけではないので、私は緊張もしていました。
その場面が自己催眠で浮かんできて、“なるほどな~!そうだったわ!”と
納得しました。
確かに私は、大人になってからでも養老の滝に出かけると沈んだ微妙な気持ちが
湧くことがありました。
そして、たまに子供の頃のそのことを思い出すこともありましたが、
その出来事がそれほど私に影響を与えているとは思っていませんでした。
でも、自分の潜在意識が伝えてくるままに、その場面を振り返ってみると
悲しくて涙が溢れ出しました。
「どうしてお母さんは私を叱るの?」
「隣の子に“どこ行くの?”って聞かれても答えちゃいけないの?」
「どうしてお母さんは、隣の子まで連れて行くの?」
と、幼い自分の気持ちがたくさん出てきて、
そして大人になった今の自分の感情も溢れ出しました。
「こんな幼い子が、“どこ行くの?”と聞かれたら、自然に答えるのが当たり前でしょ。」
「久しぶりのお出かけで、この子(幼い私)がどんなに楽しみにしていたかわからないの?」
「お母さんがそんな風に叱ったことで、この子はそのお出かけがとても悲しい思い出になって
しまったんだよ」
「お母さんは、お母さんなりの思いがあって、隣の子を連れていってあげたんだと思うけど
そんなに嫌なら連れて行かなくていいじゃない。隣の子が見ていても“行って来ます(*^_^*)”
って普通に出かければよかったじゃない」
「もし、お母さんが、この子に対して、“かおりちゃんが、あの子達に滝に行くことを
お話ししてあげたから、あの子達も連れて行ってあげられてよかったね”というようなことを
言ってあげてくれていたら、ここまで悲しい思い出にはなっていなかったと思うよ」
といろんな思いが溢れました。
私は、とても楽しみにしていることを人に話した事で、
「なんで余計なことを言うの!あなたがいらんことを言うから連れて行くはめになったじゃない!
調子に乗って早くから外に出てるからそんなことになるんでしょ!」
と言われて悲しい思いをすることになった。
そして、それによって無意識のうちに 『自分の楽しみにしている予定や、願っていることを
人にあまり話さないように…話したら、悲しい結果になってしまう可能性がある』
という思いが潜在意識の中にプログラミングされていたようです。
その年齢退行の自己セラピーを、“幼い自分のその思いを解放するように”と進めていき
終わりました。
セラピーを終えて考えてみると、自分の潜在意識が伝えてくれた事に
“ なるほどな~!そりゃあ言わなくなるよね!” と納得しまいした。(*^_^*)
でも、まさかそれが原因として出てくるとは思っていなかったので
驚きもありました。
自分の願望や楽しみな予定は、宣言したり、強く楽しみに思うことで叶いやすくなるので
いいことに気がつけてよかったです(^^♪