« 2007年10月 | メイン | 2007年12月 »

2007年11月 アーカイブ

2007年11月09日

こころの状態と呼吸

ダイエットと運動不足解消のためにスポーツジムに通い始めました。
クライアントさんから、「ヨガをやっています」とか「〇〇のレッスンに通い
始めました」と聞いたり、メールをいただくたびに、“私も何かしたいな~”
と思っていたので、思い切ってスポーツジムに通う事にしました。
いろいろなトレーニングマシーンがあって自由にできるのと、毎日いろい
ろなプログラムがあって、『ヨガ、ピラティス、エアロビクス、バレエ、シェイ
プボクシング、……』などなどいろいろなスケジュールが時間ごとにありま
す。
セラピーの予約が入っていない時間や、夜などの行ける時間に好きな
スケジュールを選んで行っていますが、今のところは、ヨガ、パワーヨガ、
ピラティスを選んでいます。
エアロビクスやボクシングの運動量にも興味があるのですが、なんとなく
恥ずかしくてまだ様子を見ている感じです。(^^ゞ

何度か参加したヨガやピラティスは、呼吸をとても大切にしています。
深~く吸って、しっかり吐く深い呼吸です。
私のお仕事の催眠療法の時も、この深い呼吸を利用するので、ヨガの
レッスンの初めや終わりなどにゆったりと深い呼吸をしていると、自分自身
が軽い催眠状態に入っていきそうな感覚になります。(~o~)
ヨガやピラティスの先生が、「呼吸はとても大切です。心に何か抱えている
背中が丸くなり、胸が狭く縮まって、呼吸が浅くなってしまいます。呼吸が
浅くなるといろいろな影響が出てきます」とおっしゃいますが、私もセラピー
の仕事をさせていただいていて、それを実感しています。

私は子供の頃からスポーツが大好きで、体力には自信があり、肺活量に
もずっと自信があるつもりでした。
初めてウツになるずっと以前の、自分では元気なつもりでいた頃にテレビ
を見ていて、“美容にもいい呼吸法”というのを紹介していたので、私もその
場で一緒にしてみたのですが……。
タレントの方が「深い呼吸をしていきますよ。では、ゆっくりと息を吸って~、
足の裏から吸い上げる感じで~、ゆっくりと~、すねを通って、ひざ、太もも、
お腹、みぞおち、胸、のど、顔から頭へ~…」言っている声に合わせて一緒
に息を吸い始めたのですが、私は「すねを通って」と言われている段階で、
もう吸い終わってしまっていたのです。
“あれ?!おかしいな”と思い、今度はさらに息を細~く、ゆっくりと吸ってみた
のですが、それでも太もものあたりまでしか息がもちません。
“テレビの中の人達は本当に息を吸っているのかな?!絶対にそんなに長く
無理だよ”と思いつつも、確かに、自分の吸っている量が少ない気もしていま
した。
その頃は、“呼吸が浅くなる”ということがあることも知りませんでした。

その後何年も経ってから、心と姿勢と呼吸の関係を知って納得でき、“寝相に
も心の状態が表れる”と本で読み、以前の私は心に重いものを抱えていて、
それにすら気づかず、自分の呼吸がいつの間にか浅くなってしまっていた、
ということがよくわかりました。

それからは、深い呼吸をするように意識してみたり、気が付いた時に姿勢を
直したり、心が楽になったということもあって、以前よりもずっと呼吸が深くでき
るようになりました。

みなさんも、自分が深い呼吸ができているか、チェックしてみてはいかがでしょ
うか?

(*^_^*)ちなみに、私はパワーヨガで、先生の「はい、一旦吐いて、吸って、
吐い~」の言葉に合わせて深い呼吸をしながら、次から次に早くヨガの動きを
している時、自分が今、息を吸ったんだか吐いたんだかわからなくなる時がある
という状態です(^^ゞ

2007年11月16日

こころと体の痛みの関係

心と身体はつながっているといわれています。

セラピーの仕事をさせていただいていて、確かにそれをよく感じます。
クライアントさんがよく言われることで 『○○が痛くて、病院でいろいろな
検査をしたけれど、特に異常が見つからないのです。』ということがあります。

心の状態をみていくと、不安や寂しさ、怒り、悔しさ、我慢、劣等感…などを
抱えています。
傷みを我慢しているうちに、身体の歪みになることもあるそうです。
その心のストレスが、どのように身体の痛みや不調につながっているのか
は難しい説明になるようです。
ただ、心のストレスを解放していくと、身体の不調も改善されていったという
ことはよくあります。

私自身もずっと以前に、胆嚢の辺りがシクシクとよく傷み、時には激痛に
なり、病院に駆け込むということが何度かありました。

胃カメラ、超音波エコー、CT、レントゲン…などなど、いくつかの病院でいろ
いろな検査をしたのですが、原因がわからず何年も時々傷んでいました。

そして、段々とその痛みが心と関係しているような気がしてきました。

痛むのが、不安や怒りを我慢した時に起きているように思ったからです。

それを調べに、また病院に行ったのですが、最初の検査から月日が経って
いたために、また一から検査をするように言われ、検査をしたのですが
やはり異常は見当たらず、結局、心の状態との関係は調べてもらえずに
聞き流されて、『あまりに痛ければ、胆嚢を切除する方法もありますよ』と
言われました。

(@_@;) 胆嚢に異常が無いのに胆嚢をとってしまうの?!と驚きました。

それからは病院に行かず、なんとか自分で耐えていたのですが、やはり
ストレスが関係しているなという実感は強くなっていました。

そして元気な今は、もうほとんど痛む事はありません。
たま~に、疲れがたまってくると“シクッ”とする時があるので、そういう時
は、“アッ、私疲れを我慢してるな”というバロメーターになっていて、すぐ
にリフレッシュしたりします。

ウツになる前からは、肩こりが異常にひどかったりもしていて、マッサージ
に行くと、そこの方から『これはひどいですね。普通の肩こりではないので
はないでしょうか?』と言われ、よく聞いていくと、それとなく『ウツの方は
肩がこんな感じで…』と、言葉を濁しながら言ってくれました。

その方は病院の先生ではないので、はっきりとは診断する事ができない
から言葉を濁しつつ言われたのかもしれませんね。

その時は、『私がウツ?!』と聞き流していましたが、その数ヵ月後にはっきり
とウツのような症状が表れました。

そのマッサージしてくれた方も、医者ではなくても、たくさんの方をみていく
うちに、感じ取るものがあったのかなと思います。

そんな心と身体の関係をいろんな方面からもっといろいろな改善法が見つけ
られていって、何年も苦しむ前に…薬漬けになる前に…少しでも良くなれば
いいのになと思います。

ちなみに…、先日おもしろい発見をしました。

車を運転していて、予期せぬ所から別の車が飛び出しそうになって、一瞬
ものすごく“ヒヤッ”とした時に、私の後頭部の下の方(うなじの少し上)の
辺りが、ものすごく“ピリピリッ!!”とした痛みが走ったのです。

そして、その数日後にまた同じように、運転中に自転車が飛び出してきて
“ヒヤッ”とした瞬間、また同じ場所が“ピリピリッ!!”と傷みました。

車を運転中でも“ヒヤッ”という感じではない、“ドキッ”とした時には、ピリピリ
はしませんでした。

どうやら私が“ヒヤッ”とした時は、うなじの上の辺りのピリピリした痛みに
つながっているようです。

そう思うとなんだか不思議で笑えます。

もっと自分の心と身体の発見ができたらいいなと思います。(*^_^*)

2007年11月25日

ありがたい力!

先日、50才代の男性のクライアント様にお越しいただいた時のことです。

その方は1ヶ月ほど前に心の不調で、年齢退行療法を受けにお越しいた
だいて、今回は二度目で、前世療法を希望されてみえました。

一度目のカウンセリングから察するところ、大きな会社で役職がかなり上の
方なのだと思いました。

正直なところ、私よりもずっと年上で仕事の地位も高い方に、私がどれだけ
力にならせていただけるのか…ということが頭をよぎりました。

でも、“私を信頼して来てくださっているのだから、私のできる事をさせてい
ただこう”と思い、年齢退行療法をさせていただきました。

そのセラピーが終わった後に、心のお話や、潜在意識の使い方のお話、
お勧めの本の話などをさせていただきました。

そして、一ヶ月ほどして、「あれから改善がみられたので、今回は前世を…」
とまた来てくださったのですが、初めてお会いしたときと雰囲気がかなり
違われていたので驚きました。
以前よりも、とても穏やかで温かく自然な笑顔でお話をされるようになられ
ていたのです。

そして、セラピー後のお話の中で “年齢退行を受けた後から、潜在意識
の使い方について意識してみたり、いろいろと本を読んでみたりしている
のですが、おもしろいですね。そんな中で、希望していた〇〇〇が叶った
んですよ。これは普通はあり得ない事なんですよ。これからももっと潜在
意識を活かせるようにしていきたいです” と明るくイキイキと教えてくださ
いました。

それをお聞きして、私も本当に嬉しく思いました。

私の父は私がヒプノセラピーの仕事をしていることを好ましく思っていませ
ん。 …というより否定的です。
「そんなものはおかしい。誰がそんなものに来るか。おまえは昔から…」と
いった具合です。

そういう両親の元で育ったおかげで、今の自分があり、催眠療法と出会い
心について知る事ができたのですが。

両親に否定されている分、この男性のクライアント様から、良い変化を聞か
せていただき、“ありがとうございます”と言っていただいたことが、私にとっ
てのとても大切な力になります。
“この仕事をしていてよかった、もっと勉強して頑張らなくは!”と思います。

いつもセラピーの仕事をさせていただいていて、クライアント様からいろいろ
メールをいただくと、とても嬉しいです。
“セラピーの仕事をしていてよかった”と本当に思います。

時には難しく思う事もありますが、ひとつひとつの出会いを大切に、一歩一
歩前へ進んで頑張っていこうと思います。

About 2007年11月

2007年11月にブログ「My Heart」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2007年10月です。

次のアーカイブは2007年12月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。