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2007年08月 アーカイブ

2007年08月14日

うつ脱出!

ずっと以前、私は“うつ”になっていたことがあります。

いろんなことを頑張りすぎ…、我慢しすぎ…、それでも“頑張らなきゃ”と思う自分と、頑張ってもうまくいかない状況とで、とっても途方に暮れている自分がいて、気が付いたら“うつ”になっていました。

その頃は毎日、自分が地球にめり込んでいきそうなくらい横たわってぐったりして、世間から取り残されたような気持ちでした。(*_*)

その時していた仕事を辞め、病院でもらったお薬を飲んで少~しはマシになったけど…、“暗~い海の底に一生沈んだまま”のようなそんな感じがしていました。
その頃のお花見に行った時の写真を見ると、自分の顔がコワバッテいるので、ちょっと笑えます。(^^ゞ

うつ病の人、プチうつの人、それぞれに状況は違うけれど、私の【うつ脱出法】を書きますね。


★まずは、病院に行き、処方されたお薬を飲んで少し楽になったので、お薬を信じてきちんと用量を守って飲みました。

★お薬が効いて少し楽な時間に、自分の好きなことや興味のあることだけをしました。
そのときは、塗り絵や…インターネットで好きなことばかり調べたり、見たり…していました。
嫌になったらすぐにやめてゴロゴロのんびりしていました。

でも、最初の頃は、少しでも楽になると、ついつい“夕食の買い物に行っておかなきゃ、掃除しておかなきゃ”とかして、また苦しくなってグッタリして…、になってたので、いったん全部放棄して好きなことだけしました。

お薬は不安を抑えるようなお薬だったので、せっかくそれが少しでも効いている間に、さらに自分が好きなことだけをして、脳の中に幸せを感じるホルモンが分泌されるようにしました。

★でもどうしてもやらなくてはいけないことは、今までよりもずっと手抜きにして、できた自分をほめま
した。
たとえ中途半端になっても、そこまでやろうとした自分をほめました。

★いつもぐったりだらだらしている自分を認めることにしました。 (これは結構難しかったです。
ついつい、“怠けている…劣っている人間だ”と思われているような気持ちになりがちでした)

「今は休むしか仕方がないんだから、これでいいの。恥ずかしくないよ。誰かに責められたって、元気になるために休めているんだ」みたいな感じで開き直るようにしました。

(結果的には、この“元気になるために、ゴロゴロする!元気になるために好きなことだけをする!”…ということが、“ゴロゴロすれば元気になる!好きなことをすれば元気になる!”というよい暗示になっていたようです)

★今まで自分で頑張ってやってきたことを周りの人に頼ってみるようにしました。助けてもらえたときは、それを気にせずに素直に“ありがとう”と喜ぶようにしました。

★とにかく…、人は人、私は私。今の私はこれでいいんだよ。ずっと続くわけじゃないんだから。と思うようにしました。

★体調に合わせて、薬を減らしてみたりしました。

★そんな感じで過ごしているうちに段々少し楽になってきました。調子のよい時は、ほとんどなんの症状も出ないくらいの時もありました。(でも少しでも不安なことがあるとやっぱり少し苦しくなります)


★★そこで、疑問が湧きました!
【私の心の中にある傷は、この薬で消えるのか?! よい思い出やこれからの希望はそのままにして、傷だけを選んで消すことができるのか?! 心が疲れやすい、傷つきやすい性格は、この薬で治るのか?!】という疑問です。(*_*)

★薬について調べてみたところ、薬はそういうものではないことがわかりました。(*_*)

★そこで私は【自分の中に溜めてきたストレスを全部捨てて“うつ”と決別し、さらに楽に生きられる自分になりたい】と思い、いろいろ調べました。

★そこで、自分に合っているのは“心の深い所から解放していく、ヒプノセラピー(催眠療法)”なのでは?と思い、受けてみることにしました。

★最初に受けたのは前世療法で、次に年齢退行療法を受けましたが、とにかくいろんな感情とともに涙がジャージャー流れ出ました。

私の心の中には、ある一定のストレスに反応しやすい、その原因となっている感情やトラウマがあったようです。それに気づかずに抑圧したまま頑張ってきたのです。

★最初に受けてすぐは、大きな変化はよくわからない感じでしたが、薬を飲まなくても眠れるようになり、数日たった頃、なんとなく心が軽くなっている事に気が付きました。
それで、“自分は善くなっているんだ!”と信じて、よい変化を感じ取るようにしながら、のんびり過ごしてみました。

★そしてなぜか、眠くて眠くてやたらと眠り続けました。昼夜関係なく眠り、一日20時間近く眠るときもあり、そんな日々が2週間は続きました。
でも、うつ時のようなグッタリではなく、脳が今までの疲れを取るかのように、ただただひたすら眠かったです。
(あとになってわかったのは、潜在意識の中を整理するための必要な眠りでした)

★すると、2週間経ったある日から突然、眠気がなくなりスッキリした感じになりました。
そして、今まで気になっていたことが気にならなくなったり、不安なことが減っていました。
(この時点で病院には行かず薬も飲まない日々になっていました)

★それから自分が段々変わっていき、うつになる前の自分よりずっと楽になっていました。

         
★それで、今まで興味のあった心理療法の勉強を始め、自分でもヒプノセラピストになることを目指しました。

★それからは、東京の学校へ行き、東京での宿泊と三重県の自宅の往復の日々で、セラピストの資格を取得しました。(うつだった頃には考えられない行動力です)

★今では、“うつ”だったことが嘘のような日々で、セラピストの仕事で他の人にも心が楽になってもらえたら…と頑張っています。
   
☆☆☆☆☆みんな人それぞれ状況も環境も違うけれど、それぞれが自分にとって良い何かを見つけて、楽に幸せになれたらいいなと思います。


2007年08月21日

パワーストーン☆

黒部ダム、立山に行ってきました!
やっぱりとても涼しかったです(*^_^*)
景色は綺麗だし、マイナスイオンたっぷりな感じで心地よく癒され、山頂でうたた寝をしました(-_-)zzz
雪も残っていて、触る事ができたので感激でした!

私のお気に入りのパワーストーンのブレスレットとネックレスをしていったのですが、山の上で気が付くと、パワーストーンがキラッキラ☆輝いていました!
私自身も癒されてパワーアップできましたが、パワーストーンもとてもパワーアップしていたようです!

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2007年08月24日

小枝にしばられたゾウ

【小枝にしばられたゾウ (著者 ジェフ・トンプソン)】という本があります。

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『あなたをしばり、潜在的な可能性の開花を妨げているのは、「折れそうな小枝」にすぎない。』

ということを、いろいろなおもしろい例をあげて書かれている本です。

『インドでは、子象が逃げ出さないよう服従を教えるために、頑丈な木などにつないでおくそうです。

子象がもがいても頑丈な木はびくともしない…。

そのうちに子象は、何をしても逃げられない、いましめは解けないのだと思い込むようになります。

そうすると、成長した象になっても、折れそうな小枝につないでおくだけでも逃げなくなります。

それどころか、逃げようと試みることもしないそうです。』

…という内容のお話も書かれていました。


確かに、私も子供の頃、頑丈な木につながれていたと思います。

しかも、首につながれたヒモはとても短かったので、身動きをとるのが難しかったです。

勝手な身動きをとると調教師(親)にきつくしかられます。

それが普通のことだと思っていました。

私の調教師は、『うちはヨソよりずっと幸せだ。良い環境だ』と言っていました。

でもある日、自分のまわりのヨソの子象には、ヒモがつながれていなかったり、

ヒモが長く身動きが取りやすそうだということに気が付きました。

自分の息苦しさや不自由さと…、ヨソの子象の自由さと…、私の調教師の言っていること…

のギャップに、私自身、子象ながらに苦しみました。

そんな中で育ってきて…、

成長したある日、自分のつながれているのは頑丈な木ではないことに気が付きました。

でも、好きに身動きをとると恐い思いをすることになるので、動けませんでした。

それでも、やっぱり成長した象の私は、周りの象のように少しは動いてみました。

しかし調教師は、さらにきつく叱り、私を駄目な象だと言い、今まで以上に厳しくなりました。


そこから抜け出すには“結婚しかない”と思っていました。

でも、結婚してもそのヒモは切れませんでした。

ただ少し長くなっただけでした。

それどころか、私を縛る別のヒモも増えました。


話は変わりますが、私の母は昔から、“あと何年生きれるか…もう何年も生きられへん…もう歳をとって

死んでいくだけ…”という事をよく言っていました。

たしか、母が40歳の頃にはもうすでに言っていたと思います。

それから25年以上が経ちますが、母はまだ同じことを言っています。

だから私は、自分が30才になる頃には、もうこの先には生きがいがなく、ただ死に近づいているような

感じがありました。

でもそんな感覚で生きていては、頑張っても頑張っても上手くいくわけがなかったのですね。

そして、それに全部気づいて、しっかり変わるためには、私には、ウツが必要だったのだと思います。

とても苦しい思いをしたけれど、その分ココロについていろんなことを学べました。

今、私は40歳を過ぎた象(^^ゞで、元調教師は70歳ぐらいで、離れて暮らしているというのに、

いまだに私を調教しようとします。

しかし、私は以前の私ではありません。

ヒモも無ければ、小枝もありません。

私は私の人生を生きています。

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そして今の私には、60歳の自分の理想像があります。

70歳でやりたいことがあります。

80歳での夢があります。

そのために、まだまだやりたい事や努力するべきこと、楽しみなことがあります。

私は私…です(*^_^*)

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2007年08月28日

前世療法

ヒプノセラピー(催眠療法)の仕事をしていて、前世療法を希望される方が多くみえます。

催眠状態に入った中で前世へと誘導すると、みなさん様々な前世のイメージが浮かんできます。
(中には、前世よりも今の自分に解決するべき問題や感情があると、前世ではなく今の自分の子供の頃に戻っていくこともありますが・・・(*^_^*) )

催眠状態の時も普段と同じ意識はあるので、浮かんでくる前世の記憶を話しながら“え~そんなはずはないよな…”とか“こんなことってあるのかな…”などを考えている自分もいます。

前世の名前が浮かんできて、“それを話そうとしている自分”と、“なんか恥ずかしいなとか思っている自分”もいます。

前世の自分の感情が潜在意識の中から湧いてきて、“自然に涙を流している自分”と“私泣いてるよ~!?と思っている自分”がいます。

催眠状態は、普段の意識の自分と潜在意識がつながった、とても不思議な感じです。

前世(過去世)は、誘導するまで、どこの国のどの時代の男性か女性かもわかりません。

でも、誘導していくときちんとそれが出てくるのです。

そして、その一生をダイジェストで見て感じ取って話していただくのですが、私はそれのイメージに寄り添ってナビゲートしながら、“そうなんだ~…”、“えっ、そんな展開なんだ”、“がんばって…(涙涙)”などそれぞれに感動します。

催眠から覚めた直後は、不思議そうにされる方が多いです。

そしてその後に、お茶を飲みながら今見た前世についてお話するときにも、さらに思い出すことや、気づくことがあって、それを聞かせていただきながらとても楽しい時間です。

前世が本当にあるのかどうかは私にはわかりません。
でも、自分の見た前世の人物を実際に探し当てた方もみえます。
自分の潜在意識が見せてくれたその記憶から感じた事を、今の自分に活かすのは、とても良いことだなと感じています。(*^。^*)

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